火曜日に行って来たセミナー → ★
岡垣町の「ぶどうの樹」、小役丸社長のお話聞いてきました。
「6次産業化」ってなんだろー![]()
それは、1次産業と2次産業と3次産業を合わせたもの。
「ぶどうの樹」
とは、地元では有名なビュッフェレストランです。
天神のイムズにあるお店は、連日奥様方で満杯ですね。
基本は地産地消。
農家が規格外の野菜を大量に捨てているのを知って、
それを利用できないか、というのが原点です。
一人分の食事を作ると、全員同じものをそろえるのは大変。
だから、ビュッフェ形式にすればいいというアイディアです。
規格外の野菜だって、切って調理してしまえば、
もとの形なんてどうでもいいですもんね。
今ではよく聞くような話ですが、これを20年前に始めたのは
社長が地元での問題点を真剣に考えていたからでしょう。
今では、レストランだけでなく、加工品を作ってもいます。
形の悪いトマトをつぶしてパンに入れるなどなど。
これが農業の6次産業化。
農家が作ったトマトを(一次)、加工して(二次)、売る(三次)。
1+2+3も、1×2×3も答えは6。足しても掛けても六。
(うまいこと言うな~)
20年も前に、田舎で始めたレストランも
あれよあれよという間に、今では全国区です。
東京、横浜、大阪、広島にもあるようですよ。
私が特に興味深かった話は、人材の話。
「こいつは元暴走族、こいつは去年派遣切りにあったヤツ、
この人は、先日つぶれたブルーノートの副支配人」
貴重な雇用の受け入れ先になってるんですね。
「元暴走族は、親の言うことはいっちょん聞かんくせに
農家のおいちゃんの言うことはよく聞くとですよ。
美味しい野菜を魔法のごと作るおいちゃんを、尊敬しとっとでしょうね」
食べ物を通して人間が本来の姿を取り戻していく、
そんな感じがしました。
「食」は人間の基本です。そして、食べ物は工業製品じゃない。
食事の前の「いただきます」は、他の言語では訳せないと聞きます。
命あるものをいただいているという、感謝の気持ち持つことが
日本人のアイデンティティのような気がしますね。
