ワッシュさん恒例の映画ベストテン、今年のテーマは、スポーツ映画ベストテン
だそうで、皆様が選んだベストテンのブログがツイッターなどで流れてくるのですが、これがとても面白い。
金子修介さんの初監督「宇能鴻一郎の濡れて打つ」(エースを狙え!のパロディ・ロマンポルノ)とか、スポーツ嫌いの方のベストテンとか、ああら、こんなものが、という驚きがたくさんある。
そこで、私も初参加してみたくなった。他の方ブログを見てるので、多分に影響されてる。あまりストレートなものがないなと思って、まずはオリンピックからあげてみたら、何やら不思議な並びになった。
見た当時、素直に感動したというか、高揚したもの選んだ。いまの人が見てどうかは、わからない。
順位は不同ですが、思いついた順です。
⒈ 東京オリンピック(1965/市川崑・日本/オリンピック)
東京オリンピック [DVD]/ドキュメンタリー映画
¥6,300 Amazon.co.jp
なんといっても「感動した」。家では白黒TVなのに、記憶がすべてカラーなのは、この映画のおかげ。
古き良き東京が消滅したイベントでもあるが、私には明日が信じられた日本の頂点ような気がする。高度成長の始まりでもあるが、ここから何かが下り始めたような…。
⒉民族の祭典(1938/レニ・リーフェンシュタール・ドイツ/オリンピック)
民族の祭典【淀川長治解説映像付き】 [DVD]/ドキュメンタリー映画
¥1,890 Amazon.co.jp
国威発揚でないオリンピックなどない。ドイツという国が全力で国家の威信をかけ、それに見事に芸術で応えた作品。出来が良ければ、当然、国威も発揚しちゃいます。プロパガンダでないオリンピック映画などない。
⒊美の祭典(1938/レニ・リーフェンシュタール・ドイツ/オリンピック)
美の祭典【淀川長治解説映像付き】 [DVD]/ドキュメンタリー映画
¥1,890 Amazon.co.jp
レニの美意識が遺憾なく発揮された作品。その美が、輝ける五体満足な健康美で、ナチズムに繋がるって、そりゃそうでしょ、ヒットラーが彼女の世界観をお気に入りなんだから。それにギリシャ発祥のオリンピックはそういうものだから。ただ、彼女は美しければ民族なんてどうてもいいみたいだけど。私はレニがお気に入り。
レニも市川崑さんもスポーツする人に興味があり、スポーツには興味はなかったみたいね。スポーツはそれ自体がドラマだから、上手く記録すればそれで十分。スポーツ好きには、それ以外は余計なもの。
だから、スポーツ映画というはそれ以外の余計なもので出来ている。
⒋白い恋人たち(1968/クロード・ルルーシュ/フランソワ・レシュンバック・フランス/冬季オリンピック)
白い恋人たち/ドキュメント・ムービー
¥4,935 Amazon.co.jp
ご存じ、みんな大好きお菓子の白い恋人も桑田佳祐さんの白い恋人達もここから生まれた。
フラシス・レイの音楽も華麗に、スキーの映像が半端なく素晴らしく、アルペンスキーというものに夢中になりました。実はストックなしでカメラ担いで撮影したカメラマン(ウィリー・ボーグナー)が一番凄かったと知ったのは後のことです。
⒌キートンの大学生(1927/ジェームズ・W・ホートン・アメリカ/スポーツ全般)
キートンの大学生 [DVD] FRT-303/バスター・キートン,アン・コーンウォール,ハロルド・グッドウィン
¥500 Amazon.co.jp
これはロイドの人気者のパクリで、挙げるならこちらなのかも。キートンは出来も監督も気に入らず、全部自分でやったといってます。でもこれを見た時の印象が強い。それはいつも無表情で、ひ弱にみえる彼のカラダが凄いんです。
そりゃ、体当たりな喜劇をスタントなしで撮ると公言してるのですがから自信があるのでしょうが、子ども頃から旅役者で舞台で鍛えたカラダが、スポーツという名目で堪能出来る。
高校総代のキートンがスポーツの弊害を説いて、憧れの彼女に愛想つかされ、挽回しようとレベルを下げて入った大学で苦手のスポーツをしまくる。
しかし、スポーツウェアでは身体の線がみえるので、苦手といってもカラダの違いが一目瞭然。落差で笑うよりもただただ感心してしまう。そういう意味では失敗作ですが大好きなんです。(棒高跳びは代役だそうです)
⒍長距離走者(ランナー)の孤独(1962/トニー・リチャードソン・イギリス/長距離)
長距離走者(ランナー)の孤独 字幕[VHS]/マイケル・レッドグレイヴ
¥価格不明 Amazon.co.jp
DVDが出てないんですかね。素晴らしい映画なのに。ただ反抗を描いているのでスポーツマンとしは失格です。なぜなら、勝ちを譲るから。
感化院で長距離の才能を見出された主人公は、上流のスポーツでもあるクロスカントリーでの勝利を願う院長のために、走らされます。彼自身、走ることに喜びを見出しますが、勝利には…。
最後の不適な笑みに色々なことを考えさせられます。
長距離走者の孤独 (新潮文庫)/アラン シリトー
¥500 Amazon.co.jp
本を読むと彼は誠実という院長の好む言葉を考えます。何が誠実なのかと。その結果自分に誠実に行動するわけですが、彼は競技に勝利するのではなく、あくまで体制から逃げること、逃げ切ることにを望むのです。
本には他にも素敵に哀しい話が何編か入ってます。
⒎炎のランナー(1981/ヒュー・ハドソン・イギリス/陸上)
炎のランナー (アルティメット・エディション) [DVD]/ベン・クロス,イアン・チャールソン,イアン・ホルム
¥2,990 Amazon.co.jp
(これはアメリカ版とかで、クリケットのシーンがカットされてるそうです。とんでもない!特典に入ってるそうですが、アメリカ人には分からないからというのが、理由だそうです。あれま…)
ヴァンゲリスの曲『タイトルズ』はいまでも耳にする機会が多い。スポーツとして走ることを描いたスポーツ映画としは王道だろう。
走ることで差別と戦い、栄光を得ようと思うユダヤ人、ケンブリッジ大学のハロルド。神と共に走ることで喜びを得ようと思う宣教師のエリック。勝つためは、プロの指導者を雇うことも含めあらゆる努力をするハロルドに、天才的なエリックはオリンピックといえども、日曜日は走れない。競技より神を選ぶ。
私は何と言ってもシャンパンを乗せて、ハードルの練習をする貴族のアンドリューさまが衝撃でした。四百メートルの出場権を譲るぐらいなんでもありません。競技よりノブレス・オブリージュ。
長距離ランナーの孤独の主人公だって、気分だけはこのあたりかも。
⒏緑園の天使(1944/クラレンス・ブラウン・アメリカ/乗馬)
緑園の天使 [DVD] FRT-115/アンジェラ・ランズベリー/アン・リヴェール/エリザベス・テイラー/ドナルド・クリスプ/ミッキー...
¥500 Amazon.co.jp
本当はこの続編といわれるテイタム・オニールのインターナショナル・ベルベッドを入れようと思ったのだが、オリンピックを頭に選ぶとなぜかこっちになった。
クレオパトラの貫禄メイクをみせた大女優エリザベス・テイラーが可憐な12歳の超美少女だった頃の映画。テイタム・オニールもなかなかに美しいと思うのだが。
⒐チャンプ(1979/フランコ・ゼフィレッリ・アメリカ/ボクシング)
チャンプ [DVD]/ジョン・ボイト,フェイ・ダナウェイ,リッキー・シュローダー
¥2,625 Amazon.co.jp
ボクシング映画は名作が多い。レイジング・ブル、ボディ・アンド・ソウル…それにロッキーシリーズなどは、スタローン監督も好きなので選べない。ボクシングのシーン、見せ方、高揚のさせ方はやっぱ、スタローンが上手いと思うのだ。
ゼフィレッリ監督は、ロミオとジュリエットで有名ですが、私はブラザー・サン シスター・ムーンが大好きなので、チャンプを選びました。ただこの映画は、泣きすぎるのであまりみません。
フェイ・ダナウェイは母親が似合わないのですが、そういう役なので、良かったです。子役、ジョン・ボイド、三つ巴のガッツリ演技です。
別にボクシングでなくても成り立つ話ですが、チャンプはやはりボクシング以外には考えられない。それはボクシングというスポーツの輝きと哀しみが、主人公のそれと重なるからです。
10. シコふんじゃった(1992/周防正行・日本/相撲)
シコふんじゃった。 [DVD]/本木雅弘,清水美砂,竹中直人
¥3,455 Amazon.co.jp
何か日本映画でやはりお相撲で、選びたいと思いました。一本刀土俵入りじゃなんだし…。この映画が思い浮かんでホッとした。面白かったしね。
スポーツ映画を撮るからといって、監督さんがスポーツ好きだったり、その種目に詳しい必要はないのだが、周防監督は相撲好きだそうで、映画も相撲愛に溢れてます。
ただ、昨日みた歌舞伎では、勝ちを譲った関取が、それを理由に遊女の身請けの協力を迫るのですが、星のやり取りをするのは、ん~、スポーツではないかあ?
番外・スラップ・ショット(1977/ジョージ・ロイ・ヒル・アメリカ/アイスホッケー)
スラップ・ショット 【ベスト・ライブラリー 1500円:ファミリー映画特集】 [DVD]/ポール・ニューマン,マイケル・オントキーン,ジェニファー・ウォーレン
¥1,500 Amazon.co.jp
実は好きなスポーツ映画だと、真っ先に浮かぶのは、これなんです。スティングのポール・ニューマンとジョージ・ロイ・ヒル監督コンビの快作。三つ子じゃなのに顔の似た年子のハンセン兄弟が強烈に印象に残ってます。暴力に裸、ともかく楽しかった。
民族の祭典と美の祭典はベルリンオリンピックの連作なので、もし、これがひとつとして、認めるられるなら、スラップ・ショットも入れて下さい。
最近なら、インビクタスも入れたいし、スラップ・ショットを頭に持ってくるとまた違うベストテンが出来てしまう。スポーツ映画は選ぶのが難しいわ。
「おい、めたぼっち、単に優柔不断なだけだよ」と
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だそうで、皆様が選んだベストテンのブログがツイッターなどで流れてくるのですが、これがとても面白い。
金子修介さんの初監督「宇能鴻一郎の濡れて打つ」(エースを狙え!のパロディ・ロマンポルノ)とか、スポーツ嫌いの方のベストテンとか、ああら、こんなものが、という驚きがたくさんある。
そこで、私も初参加してみたくなった。他の方ブログを見てるので、多分に影響されてる。あまりストレートなものがないなと思って、まずはオリンピックからあげてみたら、何やら不思議な並びになった。
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⒈ 東京オリンピック(1965/市川崑・日本/オリンピック)
東京オリンピック [DVD]/ドキュメンタリー映画
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古き良き東京が消滅したイベントでもあるが、私には明日が信じられた日本の頂点ような気がする。高度成長の始まりでもあるが、ここから何かが下り始めたような…。
⒉民族の祭典(1938/レニ・リーフェンシュタール・ドイツ/オリンピック)
民族の祭典【淀川長治解説映像付き】 [DVD]/ドキュメンタリー映画
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⒊美の祭典(1938/レニ・リーフェンシュタール・ドイツ/オリンピック)
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レニも市川崑さんもスポーツする人に興味があり、スポーツには興味はなかったみたいね。スポーツはそれ自体がドラマだから、上手く記録すればそれで十分。スポーツ好きには、それ以外は余計なもの。
だから、スポーツ映画というはそれ以外の余計なもので出来ている。
⒋白い恋人たち(1968/クロード・ルルーシュ/フランソワ・レシュンバック・フランス/冬季オリンピック)
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フラシス・レイの音楽も華麗に、スキーの映像が半端なく素晴らしく、アルペンスキーというものに夢中になりました。実はストックなしでカメラ担いで撮影したカメラマン(ウィリー・ボーグナー)が一番凄かったと知ったのは後のことです。
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フェイ・ダナウェイは母親が似合わないのですが、そういう役なので、良かったです。子役、ジョン・ボイド、三つ巴のガッツリ演技です。
別にボクシングでなくても成り立つ話ですが、チャンプはやはりボクシング以外には考えられない。それはボクシングというスポーツの輝きと哀しみが、主人公のそれと重なるからです。
10. シコふんじゃった(1992/周防正行・日本/相撲)
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¥3,455 Amazon.co.jp何か日本映画でやはりお相撲で、選びたいと思いました。一本刀土俵入りじゃなんだし…。この映画が思い浮かんでホッとした。面白かったしね。
スポーツ映画を撮るからといって、監督さんがスポーツ好きだったり、その種目に詳しい必要はないのだが、周防監督は相撲好きだそうで、映画も相撲愛に溢れてます。
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民族の祭典と美の祭典はベルリンオリンピックの連作なので、もし、これがひとつとして、認めるられるなら、スラップ・ショットも入れて下さい。
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