能meets北浜3/2「田村」スタッフレポート | 能meets

能meets

観世流能楽師 林本大による
わかりにくいからこそ面白い能の、わかりやすく「濃密」な講座。
「能が皆さまに会いに行く」をモットーに大阪・東京・高知・栃木、他(福岡、長崎、札幌)で開催。
全国展開中!
スタッフ運営。

能meets北浜 田村3/2 北浜RONDO(青山ビル地下1階)

開催されました。

 

ご来場ありがとうござました。

 

新型コロナウイルス感染予防の対策を前日に告知させていただきました通り、直前までの換気・入口に消毒薬、除菌ウエットティッシュの設置・余裕を持った座席配置・途中休憩による換気など、ご理解ご協力いただき参加くださいましたこと、お礼申し上げます。

 

また会場側でも空気清浄機の設置など対応をしてくださっていました。

ありがとうございます。

 

そんな中、先生はいつも通り…いや、いつもより楽しい講座をされていたように感じましたが…というのも「田村」というお話がそうなんですね。

前回の「景清」とは違い、哀しいところがない曲。

期せずして今の状況にぴったりだったように思います。

 

 

 

 

ほぼ動きがなく始まる曲の序盤。

どれほど動かないかという説明、そしてそこから動く…その見せ方の狙いや意味、そして本質を。

先生のお話で笑わされてから、ハッとさせられます。

この切り替えがたまりません。

 

興味深かった読み方の違いや、言葉の違いのお話。

この単語が何を意味するか、そして今と昔の認識の違い。

知らなければ絶対にわからないことや、知っていれば面白いこと、それだけじゃなくてお能を学ぶとおのずと入ってくる他の知識が今回もたくさんありました。

明日職場や学校で「これ知ってる?」と言いたくなるようなことも散りばめられているのです。

 

 

 

 

今日は前回ほぼ動きのなかった「景清」とは対照的に、講座の舞台を上手へ下手へと何度も何度も移動して、シテとワキの掛け合いの再現や、途中入る目線の合わせ方の説明、そして扇を使った舞の実演…の、途中では入る先生の面白い解釈などなど、やはり能meets北浜の醍醐味である「先生の八面六臂の活躍」視覚的にも賑やかで楽しかったですね。

 

曲によって講座内容も全然色が違って、毎回見ているとそれがまた楽しいです。

 

感想でもいただきましたし、スタッフ自身も感じているこの講座の魅力は「考える余白」があること。

数学的に「答えはコレです!」と教えられるのではなく、想像する余白や可能性を含めてレクチャーくださるので実際に舞台を観てどう感じるのかを知りたくなるのです。

 

 

 

 

お能公演ではありませんが、4月4日霜乃会の公演で林本先生がこの「田村」の舞囃子を演じられます。

詳細はコチラ(先生のホームページでの出演情報)

「能公演ではないので物足りないかもしれませんが…」と、舞囃子をとある食べ物に例えられたのも本当に面白く、逆に観たくなりましたね。

 

休憩を入れたこともありますが、なんと80分。

すみません、能meets北浜は今まで約60分とアナウンスしておりましたが、先生のたっての希望で次回から約70分とさせてください。

とはいえ、先ほども書きましたがそれでも今回は10分もオーバーしているのですが…よろしくお願いいたします。

 

次の能meets北浜は、ほぼ2カ月あいて4月28日(火)

曲は「隅田川」

今回の「田村」とはまた打って変わって哀しい哀しい曲です。

私も大好きな曲な人気曲。

もう予約は受け付けております!

予約はコチラ

先生は去年4月東京の講座で一度「隅田川」の解説をされていて、それはそれはとても素敵な講座でした。

なので二度目となる次回能meets北浜では、更にパワーアップしているハズ。これはもう今から楽しみで仕方ありません!

 

 

 

 

おまけの写真です。

手作りケーキの差し入れをいただきました。

とても美味しい抹茶のシフォンケーキ。

先生とスタッフでいただきました!

ありがとうございます!!