能meets徳島城博物館後に、同じ徳島の美馬にある林本先生のお稽古場を見学させていただきました。
先生は、月一回のペースで、大阪から美馬まで通ってお稽古をされています。
車で行かれるときは往復5時間。バス移動も同じですね。
先輩の能楽師の方から去年引き継いだというこの美馬のお稽古場。
ここがあったので、その前後にと能meets高知を企画出来ました。
なので、そのご縁もあり、帰りの交通手段の都合もありで、見学をさせていただく事になりました。
能meets徳島城博物館からの移動もあって、いつもより少し遅めの時間から始まりましたが、その前から自主練習をされている方も。
稽古前に、能meetsに参加してくださっている方も半数以上いらっしゃいました。
熱心ですね。
この日はお休みもあり、到着時間は前後ありましたが7名の方がお稽古に参加されていました。
独特のお稽古スタイルで、一人ずつ11月の発表会に向けての仕舞を、そして全員で謡のお稽古。
先生も、前日大阪から早朝移動しての高知での2講座、翌日徳島に移動してからの1講座。
そしてまた美馬に移動。
そんな事を微塵も感じさせない、熱の入ったお稽古でした。
丁寧に、一人一人のペースに合わせて。
月に一度の先生のお稽古なので、皆さんも動画を撮ったり、その度に先生も舞い、謡い。
皆さんは先生が来られていない日も月に2度集まって自主稽古をされているそうです。
先ほども書きましたが、能meets徳島城博物館に参加されたり、関西で開催される林本先生のお舞台にも美馬から観に来られていらっしゃる方も。
西宮能楽堂だったり、皿田能だったり、大槻能楽堂だったり。
そんな行動力や、お稽古への参加の仕方、そして先生だけではなく、今日はスタッフの私にまで用意下さった、美味しいお弁当や、お茶、お菓子。
そんなお気持ちから、皆さんがとても熱心にお能を学ばれている事や、林本先生との信頼関係を強く感じました。
皆さん先生が、そして先生のお稽古が大好きなんだと、伝わるお稽古場でした。
暖かく、アットホームなお稽古場はとても居心地が良かったです。
きっと日頃の時間をやりくりして、月一回の先生のお稽古を心待ちにしてらっしゃるんですね。
そんなお稽古を後ろから観ていて、先生がされている往復5時間はこの方々にとって、とても大切で、色々な意味があるのだと感じました。
その活動はとても素晴らしく思えます。大切な活動をされています。
能meetsもそうですが「こちらから会いに行く」その意味、意義を改めて強く感じました。
また美馬のお稽古場の皆さんに会いに行き、あのお稽古場の空気を感じたいと思えました。
ありがとうございます。
