能meets新橋2日目 | 能meets

能meets

観世流能楽師 林本大による
わかりにくいからこそ面白い能の、わかりやすく「濃密」な講座。
「能が皆さまに会いに行く」をモットーに大阪・東京・高知・栃木、他(福岡、長崎、札幌)で開催。
全国展開中!
スタッフ運営。

能meets新橋2日目も終了しました。

 

ご来場本当にありがとうございます。

1日目に参加したあと、すぐに追加2日目をご予約いただいたり、

当日都合がつけば!と直前に連絡いただいたり、

そういった反応をいただけることが本当に嬉しいです。

 

14時

「秋の巻」


 

実際に先生が装束をお持ちいただいての講座となりました。

それもただ「この時代に作られたこんな装束です」という表層的なお話ではなく、昨日の能面に続き、お能における装束の役割や装束で表現することなど踏み込んだ内容でした。




なんと二種類の装束の着付けも実際に!

着付け中も、「着る」と「羽織る」の違いなどその時その時に解説や、楽しい裏話が入ります。

二つ目の装束で「鬘(かづら)」を結ったあと面をかけて、その髪のラインがピッタリと合った時に参加者の方から「鳥肌・・・」と声があがっていました。





モデルの方にもご了承を得て、大撮影大会のようになりましたが、紐1本で着付けられていく様に皆さん本当に感心されていました。

女性は華奢な方だったので先生も苦戦されていたようですが、やはり出来上がりには声が上がっていました。少し能面体験も含まれるお得な講座だと思います。

 

 

16時30分

「冬の巻」

 

お囃子について。初めて見た方はその唐突さに驚き、最後にはその迫力に興奮する、先生が笛の唱歌を口で、そして左右の張り扇で拍子盤を叩き、小鼓と大鼓を同時に演奏するところから始まりました。  



これは何度拝見しても圧倒されます。



五人囃子のお話も、初めて聞くと本当に驚きますし、これからはひな人形を見るたびに並び方をチェックしてしまいそうですね。



囃子のお笛以外の詳しいお話。「コミ」の話は、昨日の春の巻の時の「打合セ(うちあわせ)」の型の解説をまた引用しながらお能が大切にしていることや「表現方法」を知り、大きくうなずかれている方が多数いらっしゃったのが印象的でした。

 

 

19時

「特別編」

 

大阪でもまだやっていないゲストをお迎えしての能meets初の試み。

森田流笛方の斉藤敦先生にお越しいただきました。



練習用のお笛もたくさん持って来ていただき、皆さんにまずは音を鳴らすというところから。

実際習っておられる方もいらっしゃってくださっていました。  



鳴ったり鳴らなかったり…ですが、大切なのは音が出るかどうかではないことや、鳴り方が全て違うこと、そして何より笛に「人間力」が必要だととつとつと語ってくださる斉藤先生はとても素敵でした。




唱歌を何度か口にして、お笛を聞いてを繰り返していくと「声」に聞こえてくる不思議で感動的な瞬間は忘れられません。

素材や、歴史的なことなどの説明だけでなく、踏み込んだそのお話の内容はとても素晴らしかったです。

最後は、林本先生の舞と斉藤先生のお笛。かなりお得な講座だったと思います。

 

 

二日間平日だったのですが、来てくださったり、SNSで宣伝くださったり本当にありがとうございます。 


良いものは人に勧めたくなりますよね。

皆さんの熱い感想や言葉に「またやりたい!」「もっともっとたくさんの方に知ってもらいたい!」と思う二日間でした。

来ていただければその素晴らしさがわかっていただけると思います。

少し難しいところも敢えてお聞かせして、先生がくり返し仰っていた「わからないからこそ、難しからこそ、面白い」それを感じていただければ嬉しいです。

 

来年は4月中旬頃に出来ないかと、動き始めているようです。次は平日だけではなく週末も含めて。

そして今回多かった「東京でのお稽古」についても画策中です。

決まりましたら、こちらですぐにお知らせしますので是非ともチェックお願いします!