魔法の言葉 | いっぺん死んでこい〜女医NOBUKOのブログ〜

いっぺん死んでこい〜女医NOBUKOのブログ〜

生き方も死に方も自分で決めるんだよ?
女医が語る、生き方・死に方・日常のあれこれ

私が去年の3月から7ヶ月にわたって学んだ
心屋塾のカウンセリングの中に

魔法の言葉

っていうのがあるんだけどね


その言葉を言うと、身体が反応してしまうのが
魔法の言葉
自分が握っていた気持ちに体が先に気づく

その身体の反応は

そもそもその言葉が口に出せない
涙が出てくる
笑っちゃう etc

なんだけど

ちなみに私の魔法の言葉の一つは

ママの一番になれなくてもいい(兄弟姉妹のうちでね)


でね
今はそれを仕事中の会話で
頑張りすぎてる患者さんのヒントになればいーなーと
思ってる


その人は
癌じゃないけど肺疾患の末期で酸素も吸ってて
ご主人と二人暮らし、子供なし、50歳代
自分の死期が近いのもわかってて

でもご主人は頑張れ頑張れという
(だって寂しいもんね)
本人はしんどくてたまらないし
病院に行っても治らないのもわかってて
もう病院には行きたくない、との意思

病院には行きたくない
けど
夫の気持ちをひっくり返せるほどの反論すら
できる余裕のない身体状況(喋るのすら大変)

薬の副作用が怖くて
病院では治療をずっと拒んできて
薬なしで苦しさと戦ってきて
最後は
旦那さんの気持ちと自分の気持ちの間で苦しかった



負けてもいいんですよ



「負けてもいい」
一回だけ呟いて
その日の夜中にお別れになりました

ああ、その方の魔法の言葉だったんだな、って



ほんとにね、この仕事をしていると
気持ちが切れた時とか
本人が、もういいな、って
満足したり諦めたり受け容れたり


良くも悪くも体調が動く時の本質は
病気そのものじゃなくて
気持ちだなって思う

みんな、一番いい時にお別れしていくもんね
それがたとえ一人の時だろうが何だろうが
見送りたい人の見送りたいようにならなくてもね

だから
病気や死が怖い、不安な人
それはそれでいいんだけど

病気や死も
自分の気持ち次第で動かせるよ
って伝えたいんだなあ、私




{928FD945-BCB8-4473-8FBD-B0AEB02B4D4F}
本文とは関係ありません 今はまってる「太陽の末裔」
涙目で仕事していたらこれが原因です(移動中見てるのでね)