去年の夏に2週間の間往診していたTさんは
47歳で大腸癌の手術に始まり 抗がん剤、放射線治療
その後12年の間に転移や後遺症の手術を12回も受けてきた
初診の日から日に日に体力が落ちているのは誰の目にも明らかで
頑張ってきたから
娘も結婚したし孫が生まれて6年も一緒に生活できた
でももう限界ね
孫に私の最期をこの家で見せたくないから 先生、入院の段取りをお願い
その4日後に病院でお亡くなりになったんだけど
12年もの間、そばで闘病を見てきた娘さん達は
その最期の幕引きにもなんの異議も唱えなかった
救命センターで働いていた時
飛び降りや睡眠薬大量服薬で運ばれて来る患者さんを
どんな理由であれ私たちは全力で蘇生にかかるわけだけど
半身不随とか植物状態になってしまった時は
助けなかった方が良かったんじゃ。。って腐るよね
ま、これは結果論だけどさ
認知症じゃない高齢者はたいてい
迷惑をかけたくない
って言うんだけど そもそも生きてるだけで迷惑はかけていて
一番迷惑かけないのは
自分の意思を誰かにはっきり伝えておくこと
それだけで見送る方は
迷いも 罪悪感も 自責の念も かなり少なくなる
飛び降りは3階からだと致死率50/50
だから次からはそれ以上でね🖤
なんて囁いたりしないよ、いくら私でも
最近のブログタイトル見てたら
私が何してる人かわからなくなってたけど
まあ今日もわからないまま終わります
おわり