うちの先住犬コタロウと一緒にお散歩しました。
コタロウは北海道生まれ、
東北系の血筋のようで、
柔らかい雰囲気です。
同じ柴犬でも顔立ちが全然違いますよ~!
実は、ノンちゃんは、
コタロウと一緒に住むのではなく、
妹夫婦のマンションで暮らします。
もともと、コタロウを我が家に連れ帰ったのも妹。
ですが、結婚して家を出るとき、
父から一言、
「コタロウは置いていきなさい。」父も母も、もちろん私も、
コタロウを溺愛しているので、
可愛さ余って…かと思いきや、
妹夫婦は共働きなので、
お留守番をずっとさせるのは可哀想だから、
という思いもあったようです。
そんなわけで、
コタロウと離れて暮らす妹は、
しょっちゅう実家に会いにきていましたが、
ついに新しい子を迎え入れることにしたのでした。
結局、お留守番させるじゃないか!!!
そう思って、
最初は大反対だった私達ですが、
ノンちゃんのことを知って、
考え方が変わりました。
ノンちゃんとの出会いは、
里親募集のネット記事でした。
ノンちゃんの元の飼い主さんは、
大分市から少し離れた田舎町で、
ブリーダーをされている方でした。
ノンちゃんは、
ドッグショー(ミスコン)の常連さんだったようで、
とても凛々しいお顔をしています。
そして、2歳の時には、
もう子どもを産んでいました。
実は、飼い主さんは、
ノンちゃんを手放す理由を、
はっきりとは言わなかったのですが、
おそらく、
もう、引退だったのです。
引退というのは、
二つ意味があります。
ひとつは、
ドッグショーとしての引退。
4歳のノンちゃんは、
ドッグショーに出る年齢としては、
もう高齢でした。
ブリーダーさんですから、
毎年たくさんの子犬が生まれます。
毛艶や顔立ちなど、
まさにミスコンのドッグショーでは、
若くて活発な子たちが賞をとります。
そしてもうひとつは、
母親としての引退。
ドッグショーでの賞歴を、
たくさん持っていたノンちゃん。
そんなノンちゃんの子犬たちは、
謂わゆる「良い血統を持つ柴犬」として、
きっと高値がつくでしょう。
そんなわけで、
ブリーダーという仕事からみれば、
ノンちゃんはもう不要な存在だったのだと思います。
こんな記事を書きながら、
なんだかすごく悔しいけれど。



ノンちゃんと初めて会った日、
実はもう一匹柴犬の女の子がいました。
相性の良い方を…と、
ブリーダーさんが連れてきていたのです。
その子もおとなしくて可愛い子でしたが、
コタロウとの相性を見ると、
ノンちゃんのほうが、吠えずに仲良くできたので、
予定通りノンちゃんを譲り受けることに。
もちろん、もう一匹の子は、
ブリーダーさんが連れて帰るかと思いきや、
その子も里親を探していました。
私たちは、
そのブリーダーさんの知り合いのペットショップの前で、
会う約束をしていたのですが、
残されたその柴犬は、
ペットショップの店長さんに預けられ、
そのまま里親を探してもらうことに。
ブリーダーさんとの最後の別れの瞬間、
その柴犬に何も話しかけることなく、
それじゃあと去って行きました。
そのやり取りを見ていた私たちは、
呆然。
所詮その程度なのです。
いや、わかっていたけれど、
実感するとやはり悲しい。



その日、ノンちゃんは、
一本のロープに繋がれていました。
一本のロープを丸め、
首輪にし、残りはリード。
少しでも暴れたら、
ロープが食い込んでしまいます。
おやつなんて、
あげたことないそうです。
「1日2回の食事だけ、
それで十分ですから。」
コタロウを家の中で飼っていると言ったら、
唖然としていました。
お留守番もさせたことありませんと言ったら、
「お留守番?
いやいや、散歩以外は基本ずっと犬小屋ですよ。」
もう、何もかもがコタロウの生活と正反対。
ブリーダーという仕事、
全てを否定するわけではないですが、
やはりどんな想いで育てているか、
知る必要があると思います。
そして、
ペットショップに並んでいる、
可愛い子犬たちの産まれた背景にも、
少し目を向けると、
考え方が変わる気がします。
少し複雑な気分になりましたが、
ともあれ今後は我が家の大事な家族。
コタロウ同様、
大切に育てていきたいと思います。
コタロウは、妹を取られたと思ったのか、
珍しく吠えまくっていましたが

、時間が経てば、慣れてくれるかな~。


