どんなピンチも最後に笑えればいいの。

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今朝、夫の泰三くん
いつもより早く起きて活動を開始していた。


野引 「ずいぶん早いね」

泰三 「うん、胃が痛くって」


おや、それはよくない。
顔色もよくない。

あいにく今日は日曜で病院もしまってる。

しばらく様子をみている間に
休日診療の病院を念のため検索しておいた。



野引 「日曜診療の病院が2ヶ所あったよ。
    あと数時間で開くから行ってみる?
    運転できそう?」

泰三 「運転、、できるかなぁ」

野引 「タクシーで行こうね」


とは言ったものの病院はふたつとも
クチコミが揃いも揃って最低だ。

急な診療ということは診てもらうほうの
心理状態も通常よりささくれだっている。

きっとそんなこんながクチコミにも
反映されているんだろうな。

だかしかし、ほんとうに泰三くんを
連れてってもいいものだろうか。

それに診察時間まで
果たして我慢できるだろうか。

次第に痛みが増して
汗びっしょりになってる。


野引 「ねぇ、前に救急車で運ばれたとき
    みたいな感じ?」

泰三 「ああ、そうかも。あのときに近いかも」


5年前にも夜中に胃痛で
6時間くらい我慢したあげくに
救急車で運ばれたのでした。


そのときもっと早く救急車を
お願いすればよかったと思ったんだよ。


ということでまずは
救急相談センター#7119に電話してみた。

ここは看護師さんが病院にかかったほうが
いいのかなどを教えてくれる
素人の駆け込み寺のようなもの。


このときもお世話になりました。

泰三くんが痛みで冷や汗をかいて
ぐったりしていることを伝えます。

担当者「それは救急車を呼ばれても
    いいと思いますよ」


泰三くんに救急車を呼ぶことを伝えると


泰三「えー、救急車は恥ずかしいなぁ」


黙れこぞう!

だいたい泰三くんのお父さんも
心筋梗塞やったときに救急要請して

「恥ずかしいからサイレンは消してください」

とか言ったそうじゃないか!

この親にしてこの子あり。


とのことで晴れて(?)119に電話する。


救急「火事ですか、救急ですか」

野引「救急です。
   54歳の夫が胃痛でぐったりして動きません。
   意識はあります」

すぐに救急車を向かわせてくださいました。


よし、この間に泰三くんを着替えさせてと。
保険証やマイナンバーカードを準備。

もしかしたら入院とかになるかもしれないから
モバイルバッテリーも持っていこう。

と、モバイルバッテリーを見ると


えー、
なんか膨らんでるんですけど!


これテレビで見たことあるやつだ!
なにかの拍子に爆発するやつでしょ!?


なんだよこんなときに!
ひどいよ!信じてたのに!!


留守中に爆発して燃えないよう
缶の中に保管。どうか無事でありますように。


そしたら今度は泰三くんが

「違う靴下がいい」

とか言ってくる。


えっ、あなたこれから救急車に乗るのに
見えないオシャレとか必要ある??


違う靴下を出してあげたら
外でサイレンの音が…


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!



わが家はここですアピールをしに
急いで外に出ると、、


おかしいな、駆けつけてくれたのはいいが
どこからどう見ても


\消防車だ/


えっ、てことは、、、

なぜ分かったんだろう。
わたしのモバイルバッテリーが膨張していると。


いやいやいや、そんなはずないよね。

モバイルバッテリーのことなんて
泰三くんにも告げてないわたしだけの秘密だもの。


それともあれか?

「火事ですか、救急ですか?」
「救急です」って答えたはずなんだけど
朝だから滑舌わるかった?
これでもナレーターだから一般の人よりは
滑舌いいはずなんだけどな。


救急隊ならぬ消防隊の皆様がやってきました。


消「いま救急車が出払っていて」


えっ、そんなことあるの!?

消防車のどの部分に乗せてもらって
泰三くんは運ばれるんだろう。


消「症状を聞いてる間に救急車が来ますから」


ああ、そういうことか。
わざわざありがとうございます。

消防隊の皆さまを玄関でぐったりしてる
泰三くんのもとにご案内。

普段飲んでる薬や既往歴を伝えます。

泰三くんは臨死体験するほどの交通事故で
大動脈乖離をやっちゃってるんだよね。
これは絶対お伝えしなきゃなんです。


さあそうこうしているうちにやってきました。

今度は本物の救急車だ。


すごいね、消防車と救急車。

この組み合わせってなんだろ
ガス爆発の現場とか?

働くクルマが集まった珍しい光景を
ご近所の幼稚園児に見せてあげたいな。


ここから先は玄関から移動して
救急車の中でお話しすることに。

まずぐったりしてる泰三くんを立たせます。

スペースをあけるため消防のかたが
いくつかの靴をよけました。


泰三「あ、そっちの靴をはきたいです」


靴なんてなんでもいいだろ💢


なぜ足元のオシャレにこだわるのだ。


こだわりのスニーカーで救急車に乗り込む泰三。

でもすぐにストレッチャーに乗せられて
秒でスニーカーを脱ぐ泰三。


な?
靴なんてなんでもいいだろ??


搬送先の病院が決まっていざ、出発です。



(※この画像は今回のじゃないですよ)



泰三くんは痛くて痛くて
寝てても休まらないみたい。

やがて体勢をゴロゴロ変え始めました。


救「痛みますか?」

聞いてくださって申し訳ないんだけど
これは、アレだな。


車に酔ったな。


救急車ってけっこう揺れるんだね。
しかも寝てたらダイレクトに振動が伝わるから
気持ち悪くなっちゃったみたい。


途中踏切で速度をゆるめたとき

「着いたの!?」

って顔して運転席を見てたけど
ごめんね、あと半分あるんだって。


「うーん うーん」と
唸りながらもようやく到着。

泰三くんは処置室に吸い込まれていきました。


わたしはロビーに案内された。

長丁場を覚悟してたから
こんなこともあろうかと
カバンの中に適当に本を放り込んできたんです。

なんの本を持ってきたのか取り出してみると

「極楽」

あわててカバンにしまったよね。

苦しむ夫に付き添って読む本が極楽ってねぇ。

\極楽おくりにしてやんよ!/

まるでわたしが毒でも盛ったみたいじゃないか。
どんだけサイコパスなんだよ。


1時間くらい待った頃でしょうか。
先生が出てきました。

処置が終わって説明を受けます。


胆石でした。


胆石自体はさほど問題はないんだけれど

それがポロッと腸に落ちると

激痛に襲われるんだって。



泰三くんが出てきました。

よかった、顔色が人並みに戻ったみたい。


泰三「お騒がせしました、ありがとうね」



たぶんこの顔は

病院から出たらなに食べようか考えてるな。



たぶん食べたいものが決まった顔。

無駄に目に光が宿ってる。強い意志を感じるね。




ダメです、食事はもう少し落ち着いてから。

公園に連れてきました。




食欲を忘れるのです。





帰宅してぐっすり。

痛みもとれてすやすや寝ています。

すやぞう。


これでひと安心。



長々と書きましたが

夫は元気になりましたよ。



しかしハイペースで救急のお世話になってるな。


8年前ドクターヘリに乗り

5年前は救急車で、そして今日も。


つくづく健康って大事だね。



そして医療従事者の皆さまにも

頭があがりません。


医療に携わってくださって

なんども泰三くんを助けてくださって

ほんとうにありがとうございます。



ちなみにですね

前回救急車のお世話になったのはこのときです。


夫が救急車で運ばれました2020



原因はなんだったかな?


たしか医者に「食べ過ぎです」って言われて、 

でも本人は恥ずかしいからストレスってことに

しといてと言っていたから


そうだったそうだった



原因はストレスです。



では、ごきげんよう!




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