なにかが大きく欠けてると思うんだよ、わたし。

欠落してるのです。人には当たり前にあるものを、持ってないの。

最初から持ってなかったのか、途中でどっか行っちゃったのか。


例えばこの時にも書いたんだけど、人に優しくしようと思ったことがないし。


(このエピソードは白石泰三著『パラレルワールドで待ち合わせ』にも登場してます)


ていうか逆に、優しくしようとしている人がいることに驚いた。なんのために?って今だに思う。


優しくしようとしてる人が優しい人ってことでもないし、だからほんと「なんのために?」って思っちゃう。



あとはね、人のことをかわいそうって思ったこともないの。

動物に対してはあるのに、なぜだか人には思わないんだよ。


あ、でも以前テレビのインタビューで、自転車を買いに町まで行っている間に国が分断されてそれ以来数十年と自宅に戻ってないし家族にも会ってない、という男性がいたの。それは気の毒だなあと思ったよ。
ドイツだったか北朝鮮だったか。


トム・ハンクスの映画『ターミナル』も外国行きの飛行機に乗っている間にクーデターで政府が消滅してパスポートが無効になり、アメリカに入国することも国に戻ることもできなくなったっけ。
創作だけど、気の毒だわあ。


今からちょっとコンビニ行ったとしてさ、そしたらもう二度と家に帰れないとかって切なすぎる。



人に優しくすることも、人をかわいそうに思うことも知らなかったですが、特にこれといって困ったこともなく。でもこのせいでまわりが困っていたら、ほんとごめんなさい。



泰三くんがお尻ふるから許して。





大きく欠けているものは余白ってことで。
そんで余りある他の魅力で補いますんで。



みんなそれでよくない?





【お知らせ】

◼︎執筆協力させていただいた白石泰三新刊「パラレルワールドで待ち合わせ」出版記念トークライブの動画です。
 

スピリチュアルのバラエティパックとの呼び声も高い本作。

パラレルワールドで待ち合わせ

 

 

 

◼︎こちらは爆笑につき大好評のシンクロ二シティ対談

堀内恭隆さん×白石泰三×野引香里


日常でのシンクロニシティの起こし方についてだよ。

②では『パラレルワールドで待ち合わせ』の前日譚、野引のスピンオフを話しています。