母はいつでもご機嫌だった。


母が結婚してから

働かない旦那(私の実父)の影響で

生活は困窮を極めていて

超絶貧乏で


最近知ったけど、

友達から使用済みパンツをもらうくらいの生活だったらしい。



物持ちがすごくよくて、

家はいつもキレイで、

毎日手作りのご飯で、

うちは貧乏って感じてはいたけれど、

それを感じさせない生活ではあった。


母の友人の子たちからのお下がりで

服はまわしていた。



母はやりたくないことは

絶対やらなかった。

お弁当に卵焼き入れて欲しい!って言っても

卵焼きキライだもの、

って何故か絶対入れてはくれなかったし


エビフライ食べたい!って言っても

エビフライだけは作る気しない、って

イカフライか野菜フライかアジフライかトンカツばっかだった。


why?ニヤリ


まぁそんな人間だった。




小5の時、同級生の家が火事になった。

募金をつのるって話だったので

母に相談した。


10円貰えればいいや〜って思っていた。


母が差し出したのは

1万円だった。


どエライことになったと思った。

気が狂ったんか?母。

1万円って母が閉店後パチンコ清掃してもらえる

一ヶ月分のパート代だった、



母、なんで!?

そんな大金!


ってあわてふためく私に対して



いいから持ってけ



って差し出した。






その4年後、

年収8桁と

母は玉の輿にのる。



生活は貧しくて、

私は貧乏でいじられたこともあったけど、

貧乏でイジメにまで発展させないくらいの

清潔感ある生活を母はさせてくれて



母はいつもご機嫌で

いつも笑っていて、

地で笑いをとりにいく性格で(自覚ない)



笑い声はいつも「がばがば」で

友達と長電話しては


母「がばばばばば」

って笑っていた。



鼻歌ばっかで

将来の不安なんか

1ミクロンもない人間だった。



私とは真反対の

エネルギー論を地でいく母だった。