「王国 その1、その2、その3」 よしもとばなな 著


その3が一番心に残った。



3冊とも薄いのに、なぜ3冊に分けたのだろう。私にはわからないけど、やっぱり意味があるのかな。


私には、1、2、そして3、のように3だけが違って見えた。



誰かに甘えて生きる時期も必要だけど、いつかそんな関係は離れるときがくる。


ただ優しい(優柔不断で断らない)人を、自分と合う人・大切な人と見誤ってはいけない。



と感じました。



主人公がそんな相手に、自分の気持ちを言えるところまで伝えて、でも伝わりきらないところに


なぜだか自分も泣きそうになった。



それでも、ちゃんと分かってくれる人、迎え入れてくれる人、自分もその人を大切にしたいと思える人は、

どこかにいる。


その人と未来にどうなっているかは、わからなくても。



そんなことを、その3から感じ取りました。


全然、自分の今の状況とかは、関係ないのですが。ただただ読んでそう思いました。


(だいたい、なんでも自分に置き換える読み方は、小説の面白味を半減させてしまうのでは。とふと思った。


よくそうしてしまうこともあるけど…。


国語の先生も、自分の感情じゃない、文章から読み取るのだ、みたいなことを言っていたようなー。


そういった意味では、客観性をもって読んだのかな?


でも泣きそうになるということは感情移入してるのか…。 よくわからない!笑)





ラストで、お風呂の石に、水滴や湯気で偶然できた模様を見て、主人公の感情が溢れ出す場面が、


とても印象的でした。こんなラスト他にある?ぶわーってきた。


私の想像のなかでは、とてもカラフルで、少し毒々しくも明るい場面、です。




なんだか書いている内に、まとまりのない文章に。。

ブログに書いていると、自分でも「そんなこと思ってたんだ!」って発見がある。