「みんなのうた」 重松 清 著
久々に本のことを書こう。
この小説は、夢に敗れた20代女性のレイコさんが、田舎に帰るところから始まります。
最初は強がって、悲しんで、田舎に馴染もうとしない彼女が、だんだんと人とつながり、
田舎の良さにも気づいていきます。田舎の現状を知って、それに心を痛めるようにもなって。
そして夢を、もう一度追う姿が描かれています。 故郷や家族のあったかい物語。
レイコさんの祖母、キミ婆の言葉が心に残りました。
「金の話をするときは、恥ずかしい顔をせえ。自分の都合を言うときは、つらそうな顔になれ。
身内を…身内を捨てるときは…涙のひとつも流せえ…ええの、レイコ…」
都会の生活、現代の生活では忘れられてしまいそうなこと。
やっぱり覚えておかないと。
改めて、私は、不便でも都会より田舎に住んでいたいなー。と思いました。
時間の流れが違う気がするから。
でも、どこへいても、こうやって小説や人との繋がりで、大切なことを思い出すことはできるし、
自分の心地よい生活は作っていけるはず!
心持しだい、なのかも。
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