軽井沢の別荘で歴史を感じるのは、松の皮を張り付けた外壁。
こうした別荘は3つあるというので、探して訪ねてみた。

1 アメリカ人宣教師オーガスト・K・ライシャワーが営んだ別荘で登録有形文化財。
その次男エドィン・ライシャワーは戦後、駐日アメリカ大使を務めるが、この別荘について語っている。(筆者の「心の糧 補遺」参照 こちら
これが松の皮の外壁かとしばし見入った。築年は明治後期と書かれているのみだ。しかしかなりの坂の上、その頃はトラックもなかったはずだ。どうやって資材を上まで上げたのだろう?

 

2 アメリカ人女性宣教師エレン・シーモアが所有し、彼女が帰国時に英語を教えていた同志社大学が寄付を受け、現存している。松川の外壁は少し赤みがかかっているのが良い。(画像処理あり)
ここは軽井沢ブループラークなどの認定はないのであろうか?



3 現在軽井沢高原文庫に移築保存されている旧スミス別荘(戦時中は堀辰雄の別荘)も松の皮の外壁だというので、以前の訪問時の写真を探し出して紹介。



主に参考にしたのは『軽井沢別荘史』(宍戸實)で、次のようにも書かれている。
「半田貸別荘もこういう材料(松の皮)を用いているが、この形式とは異なる」
先日紹介した「ギャラリー日曜館」、「永山山荘」も半田別荘であるが、これらは松の皮の外壁なのであろうか?こちら参照。
いろいろ勉強中。

 

この内容は書籍『続 心の糧(戦時下の軽井沢)』に掲載しています。

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