2014年、9月にお隣の工場が廃業&解体て振動もひどく、その夏も暑かったからかジョジョ君はだんだん3階にあがらなくなってきた。
2階はリビング、3階には私とダンナの部屋があるのでどちらかの部屋のベッドでよく寝ていた。
が、2階にいることが多くなりそういえば夜寝るときも来ないな、位にしかおもっていなかった。
その頃、おしっこをトイレから漏らすようになりいつも床が濡れていてそのうち階段で漏らしているようになる。
間に合わない、というかんじ。
へんだなあ、でも、相変わらず年はとっても顔もかわいいし鳴き声もかわいいのでただ、何か気に入らないんだろうと思っていた。
それで、こら!と手をあげてみた。
そしたら手をあげてるのを見て、なんで?とキョトンとした顔でワタシの顔見てる。
まあ、そもそもぶつことがないからかな?でも猫って何かこう気持ち的なものを感じるし、わかってるはず。
悪いことしてるって自覚がない。
これは変だ…
食事も好きだったしらすやマグロを食べなくなってきてる。
でも缶詰めは食べる。
水も飲む、カリカリも食べる。
嗜好の変化かな、ペットショップに行き相談すると隣の工事のせいかも、という。
なるほど、ということで床に敷く防水マット3M、あらかじめ床に敷く犬用のおしっこシートL100枚入り、新しい水入れ、砂等買ってみる。
そんなこんなで11月頃、やはり3階ではなく2階で寝ている。
少し早いが炬燵も出したが大好きな炬燵に入りたがらない。変だ。
でも顔はかわいい。しんどそうでなない。
でもやたら鳴くし、嫌いなはずのお風呂でも今までは私が出るまでドアの外で待っていたのに入ってくるようになった。
今思えば水が飲みたかったのかも?
今までのコップては飲みにくく、またこぼすようになっていた。
夜中に2階のトイレにいくと寄ってくる。
でもさすがに夜中や早朝なので眠く声かけるだけですぐ3階に上がってしまっていた。それが心残り。
本当ににゃーにゃーにゃーにゃー言うようになっていて、でも、相変わらず顔に出ていないしうちの猫はもしかしたら100歳までいけるんじゃない?くらいに思っていたのでまさか。
毎晩寝るときや昼間は横っちょにいて一緒にくっついていて「いい子いい子~」だの
「ジョジョ君が病気になったら悲しくて泣いちゃう」「私より長生きしてね」などと撫でながら話していた。
そういうときはジーっと顔見てて。
常にドアの隙間やそこら辺にいてもジーっとこちらを見てて、名前を呼ぶとスッタカスッタカと駆けてくる猫でした。
そして、これは変だ!と感じたのは12月半ば。
それまでもよたよたして痩せてきたけど最近昔ほど食べてないからかな、18歳だし…くらいな感覚だった。
だけど、パタッと横に倒れた!
水の入ったお皿の上に倒れてしまった!
これはまずい、どうしよう、病院なんて生後まもなくもらってから去勢くらいで15年くらい行ってない。
しかもむかし住んでた所の病院だし。
とりあえず新しくできて数年目のところが近所にあった、そこにいこう!
いやがるダンナ(元気そうだし大丈夫だとか言う!)を一喝し車で急ぐ。
車で5分のところ。
ここが大当たり、とてもいい病院。
先生ひとり、受付、助手さん?2人の計3人。
レントゲン、血液検査で結果まで10分かからなかった。
結果は坐骨神経痛と腎臓が弱っている。
ただ、体温が低いので点滴やりましょうとの事。
おとなしくしてくれて(この先生の事好きみたい)点滴も終わり飲み薬と初診で16000円くらいだった。
新しい病院できれいだしハイテク(に感じた)。丁寧に教えてくれ安心した。
次の日も点滴に行った、するとまた体温が低い、昨日の点滴で効果がないところを見ると…お母さん、覚悟してくださいと言われる。
でも信じなかった。
ヨボヨボでも。
食事もしなくなっているのでと言うと注射器みたいなのにペースト状の缶詰めを入れてうまく口の横からいれてくれる。
ジョジョ君が食べてる(笑)!
先生、うまいな~私にできるだろうか?
その注射器みたいなの2つとその食べかけの缶詰めは差し上げますからお母さんやってみてください、と言われる。
点滴、診察で4000円くらい。
帰宅したけど寒いのかと思い炬燵に入れても出てきてしまう。
なので「お留守番しててね、すぐ帰ってくるよ」と言いヤマダ電機にひとっ走りし
ナノイーの小さい暖房器具買って来てジョジョ君が寝ているそばにおく。
寝ているのかどうなのか…お腹は暖かいけど。
次の朝、缶詰めのやつはやっぱり私ではダメだ。
というか、目に光がない。水もなめない。
病院にいこうとするが今日は12月なのに嵐のようなどしゃ降りだ。
ダンナがまた渋る。
現実感がないのか、男ってそういうものか。
また怒鳴り車を出してもらい行く。
もうケージではなく、バスタオルとハーフケットに来るんでだっこしていく。
いくらだっこ大好きで甘ったれでもこんなだっこで目をつぶってもたれてくるまれてじっとしているなんて尋常じゃない。
今日は注射してもらった。
すごく体温が下がっています、ジョジョ君は頑張っています、力振り絞って本当に健気に。と先生の言葉に思わず嗚咽。
帰宅後そばにいて寄り添って寝ていた。
全然反応なしだったがビクッとするのが数時間。
5時過ぎ、頭や眉間撫でてたら急にいつものように首を丸めて体も丸めてくれて「あ、ねんねかな?」と思った。
すると首を起こして目を見開いて「フンニャーーー!」と叫んだ(ように思った)。
ビックリして「どうしたの!どうしたの!」しか言葉がでなかった。
瞳はもういつものそれじゃなくて光はなく碁石のような黒だった。
そのあとビクッビクッと痙攣が数分間隔で起こるようになる。
でもそこでワタシのまったくバカなところだがまだまだ昏睡状態だと思い、先にお風呂に入って夜寝ずに看病しようと思った。
だから今はこのままでおこうと思った。
あとで色々わかったがあのときのフンニャーーーはお別れだったのだ。
お風呂なんかはいらないでそのあともずっとそばにいればよかった。
だっこしていればよかった。
お風呂に入っていたらダンナがドアの向こうで「ジョジョが冷たくなってきてるような気がする」と言いに来た。
「ええ~まさか!大丈夫だよ」と返した。
それでもまだジョジョ君は元気ではなくともまだまだ闘病生活があると思っていたのだ。
人間と同じように。
初めて飼った猫。
病院に行って検査して点滴して4日目でなんて!
そんなたったの数日で転げるように容態が変わるの?
まさかのそうだった。
後から聞けば動物は大体そうなんですよ、限界まで弱さを見せないので倒れる時は最期なんですとの事だった。
これからなるべくそばにいて寄り添って看病しようと思っていたのに。
夜中、ネットでペット葬儀社の手配をし翌日迎えに来てもらって本山で一晩、翌日に葬儀とのこと。
翌朝九時、葬儀社の車に迎えに来てもらってジョジョ君は行った。
動物病院にその午後、お世話になったので菓子折りを持って挨拶とお礼に行った。
本当にいい先生だし助手の女の子も余計なこと言わずにニコニコしてとても温かくていい病院だった。
先生がまたお坊さんの説法みたいな言葉で泣かせるのて一泣きし、帰宅した。
そこからはまたその後の法要や現実、気持ち(精神的な)の移り変わりやなんやかやが始まる。