晶來(あきら)です。
今日はどんな一日を過ごそうか。
↑の河川敷シリーズの続き。
前記事に載せようと思っていて
忘れていた、「谷渡り」と呼ばれる
ウグイスの警戒声の動画もどうぞ。
緑の輝き旺盛な草っ原に
澄んだその声が響き渡ります。
かわいそうな犬の遺体を
見つけてしまったあと
帰路についた私でしたが
真夏日の陽気で
日傘ごしの陽射しも
アスファルトからの照り返しも
もれなく熱いのに
背中だけにゾワゾワと
寒気が走り続けていました。
何も考えないようにしながら
足早に歩いていると
つと、つぶやくように
自然と自分の口をついて
出た言葉。
「見つけさせられた」
直後、急にぐぅっと涙と
嗚咽がこみあがってきました。
涙アンテナ有り。
確かに、普通なら
あんなところ歩かないわけで
(※道じゃねぇし)
この日、『なんとなく』
あの堤防の段差を歩こうと
思ってしまったところで、既に
何かしらの視えない取り計らいに
私自身で、乗っかることを
選択していたのかもしれない。
そう思ったのです。
そこからは
家に帰りつくまでの間、ひたすら
あの犬の御魂が癒され
天へと迎えられることを
思いつく限りの方法やイメージで
繰り返し、祈り続けて。
不思議なもので
ひとつひとつの祈りを
終えるたびに
首と背の間の背筋が
ブルブルっと震えて
何かが首筋からかけのぼり
頭頂からシュっと抜けていく
そんな感覚があり。
そしてそのたびに
ゾワゾワとした寒さと
理由のわからない焦燥感が
ぺったりと張り付いていた
私の背中は
少しずつ温かさを
取り戻していきました。
家の近くの横断歩道に
さしかかるあたりまでくると
ほとんど背中の寒気は
なくなっており
つい、あの犬のことを
考えてしまうたびに
脳裏にフラッシュバックしていた
凄惨に仰向いた遺体の映像も
脳裏に浮かぶのは
きびきびとした様子で
四つ足をピンと張って立つ
いかにも活発そうな
小犬の姿に変わっていて。
どこかホッとしながら
家に帰り着き
とても河原では食べられなかった
おにぎりを、やっとベランダで
モグモグした私でした。
朝のコンソメスープの残りも。
河川敷にあふれていた
萌え上がる生命力。
その眩い心地よさと。
その中にあった
小さくも壮絶な死。
その理屈ではない恐ろしさ。
なんだか濃い一日でした。
もし近隣に、いなくなった犬を
探している飼い主さんがいたら…
と思って
あれからピンシャーの「迷子犬情報」
なども検索してみたけれど
特にネット上には、めぼしい内容はなく。
(ピンシャーって活発で賢くて
脱走の多い犬種らしいね)
単なる偶然ではなく
「見つけさせられた」・・・
本当にそうなんだろうかと。
心のどこかに疑問を残したまま
翌日、ブロ友さんの記事を
読みにいったら
その中にあった
『亡くなった命を天に送り届ける』
というワンフレーズを読んだ瞬間
また涙アンテナが反応。
うん。
そういうことだったんだろな。
結局、納得した私でした。
おわり。
としたいところなのだけど
もう少しだけ。
以下は単なる私の
想像上の話として
真に受けず
お読みくださいね。
もしかしたら
もしかしての話。
亡くなったミニピンちゃんは
(※ミニチュア・ピンシャー)
脱走したその日
自分のお家とは別のお家の
ミニピンの女の子と
どこか広いところで
思い切り、遊ばせて
もらったんじゃないかと思うのです。
そのミニピンの女の子と
駆けまわってじゃれあって
遊んだ時間が
ミニピンちゃんにとっては
あんまりにも楽しい時間で
おまけに恋のトキメキすら
彼のハートに燃え上がってしまって
テンションがあがってあがって
興奮さめやらぬ状態に
なってしまったのではないかな。
嬉しくて嬉しくて切なくて
また会いたくて
そのはちきれんばかりの
衝動のまま
盗んだバイクで走りだすかのごとく
その日の夜、
飼い主さんがほんのちょっと
油断してしまったその隙に
お家を飛び出してしまって
お祭り気分で走って走って…
昼間に遊んだあの女の子が
どこにいるかはわからない。
だけど楽しくて楽しくて
とにかく恋しくて。
「僕はここにいるよーーーーっ!」
って駆けて駆けて…
そのまま車に。
大興奮の楽しい気持ちから
一転、急に体に大きな衝撃と
痛みが走って
どこだかわからない場所に
転がったまま、
なんとか立ち上がりたいのに
体が動かなくて。
痛くて苦しくてしかたがないのに
いつも自分を優しく撫でてくれた
家族もいない。
会いたくてたまらなかった
昼間に遊んだあの子もいない。
急にとてつもなく怖くなって
その恐ろしさに包まれたまま
彼の中でそこで時が
止まってしまったのかな。と。
だけど今はもう
最期の「びっくり」や「恐怖」は
もうなくなって
「はじめてのチュウ」みたいに
嬉しさと恥ずかしさと
彼の中の生命の本能に結びついた
「好き」と「恋」を教えてくれた
大好きになっちゃったあのコとの
大興奮の喜びの思い出に浸りながら
天にのぼっていく
その途中なんじゃないかな。
そんなストーリーが思い浮かんで
くぅーーっと涙がこみあげてきたから
綴ってみました。
魂の喜ぶ一日をお過ごしください。







