去年の暑い頃
ピンポンが鳴り
ドアを開けたら

30年以上前に付き合ってた彼氏

ヨコハマっ子で
フクゾーの真っ白なポロに
ラルフローレンのチノパン・kedsのスニーカー

相変わらずお洒落な奴

横浜でも大きな商店の3男坊で
フェアレディ・ソアラ・セルシオ(全部古っ)に乗り
私が付き合った中で1番お坊ちゃまで
旅行にもたくさん連れて行ってくれ
いい想い出しかない
※そりゃそうだべゲラゲラ
サーフィンも彼が教えてくれた。

しかし数十年ぶりの再会に戸惑った


「ネクちゃん元気そうだなー・おまえに会えて良かったよ」

「うん、どうしてた?」

「おまえの電話(家電)何度かけても出ないし
昔の記憶を辿ってここまで来た」


「うん・・・家電には一切出ない事にしてる。
ろくな電話ないしね」


「そうだったんだ」

「実は俺」

「・・・・うん」

「珍しく横浜市の検診を受けたら
もう末期がん・・・」

「え!」

「余命宣告も受けてる」

「・・・・・」

「でも元気そうじゃん」

「もう抗がん剤治療しているんだけれど
今の所食欲もあるし痛みもないし
実感が沸かないんだよ」


「もうおまえに会えないと思ってたから
今日は良かったよ」


おまえ・おまえって昔の呼び方で言うなしニヤニヤ