ウィーン滞在記は全然進んでないけど、今回は売買契約に署名するのが目的。
このアパートは、私達が初めて購入した物件。
当時、夫がオーストリア企業に勤務していて、何度かウィーンに行っていた事もあり、出張と重ねて興味本位で物件内見をしたのでした。興味本位だったので、購入することになるとは自分達でも驚きだったのですが。。。
5軒くらい見せて頂いたかな、最初に見せて頂いたアパートがずっと頭に残り、本当に欲しくなっちゃって!
オーナーは即金が必要だったようで、かなり安い金額で売りに出されていたのも理由。
それで、翌日、即決で購入しました。
既に2組興味を示していたけれど、まだ決断してなかったおかげで私達がゲットできたのです。
完全に投資目的での購入でした、全部の貯金をかき集めて購入です。
そこで、外国人の不動産購入には、外国人不動産取得法の適用があることを知ります。
オーストリアは連邦制のため、不動産取得に関するルールは州ごとに異なりますが、チロル州やザルツブルグ州は特に厳しい制限があり、ウィーンは比較的柔軟(えっ😳?!)とされているため、外国人投資家にとって首都は魅力的な地域とされています。
私達が2005年に購入した際、不動産投棄目的や価格上昇を防止するために、住民票を持っている人しか購入できませんでした。当時は既にEU統合で購入は可能でしたけれど、住んでないのに住民票を取らなければいけません!(当時は夫の仕事でギリシャ在住でした)
幸い、オーストリア友人が多大に協力してくれたおかげで問題なくクリア、アルメニア人の不動産仲介社も小規模でしたが、本当に小回りが効く優秀な集団で色々と助けてくれました(その後、企業は成功して、今ではデカいディベロッパーになってる)。
2005年ではこの程度の規制で購入できたのです。
今回、私達のバイヤーが、友人である不動産屋エージェントが以前から知り合いである、アルバニア人です。
色々と話を聞くと、私達が購入した時よりも、この外国人不動産取得法が厳しくなってました。
バイヤーが外国人の場合、外国資本が投棄的な価格釣り上げ、別荘としての買い占め、地元住民の流出につながることを防止するための規制。オーストリアはこの規制によって、住宅価格の安定、自然保護区の管理、観光地の保全などを図っています。また非居住者が不動産を所有し、年に数週間しか使わないというシナリオを防ぐのも目的の1つ。
上記の審査開始前に、売買契約の署名をします。
そして、バイヤーは不動産額+公証人手数料+税金、など、公証人の特別銀行口座へ全額振り込みます。
次に、外国人審査へ移行。
社会的利益(個人の住居ニーズ)や経済的利益(ビジネス設立や拡大)があるか、なぜ賃貸でなく購入が必要か、を示す必要があります。また、ウィーンとの強い社会的繋がり(在留許可、オーストリア企業への就労、子供のオーストリアへの進学)やウィーンでの納税実績も重要な審査ポイントになります。私達の購入は、今だったら却下だったかも?(特に私!オーストリアに全然繋がり無し)
EU+EEA市民は購入する際にほぼ制限がなく、オーストリア国民と同等に扱われます。
OECD加盟国(米、加、英、日、豪)市民は、手続きが簡略化されており、農業用地や国境付近の制限区域でなければ、概ね3〜6ヶ月で承認されるそう、却下されるのは稀です。
私達のアルバニア人バイヤーは、ウィーン在住7年目、このアパートを居住用として購入、オーストリアの重要な銀行に勤務されている、という良好な条件なので、審査に関して、公証人や不動産エージェントも割と楽観的に見ています。
果たして、どのくらいの期間で審査が通り、売却が完了できるでしょうか、気長に待つことにします。。
有難いことに、21年間にかなり不動産価格が上昇したおかげで、良い投資にはなったのですが(物価高のウィーンでは経費が嵩張りましたが)、もうオーストリアで不動産は購入しないので、キャピタルゲイン税が気が遠くなる額で、聞いた時はふらつきましたわ😭

