
遠い記憶。
生まれて初めて手にした「たね」。
そう…それは、黄色お花を咲かせる
ひまわりの「たね」。
周りのみんなは、たねを埋めて、お花を咲かせようって言ってたんだ。
私はね、その時知らなかったんだ。
「たね」からお花が生まれるなんて
私ね、お花を咲かせたかったから
「希望」を胸いっぱいにして
土に埋めて、水をかけて育てたんだ。
あの時の「たね」
ひまわりのお花を咲かしてくれたかは覚えていないけれど
あの時にね…知ったんだ。
「たね」を土に植えてね、水をかけてたら、
太陽さんがね、いつもねお空の上から、「光り」をプレゼントしてくれてたこと。
私がね、水やりを忘れていたらね
お母さんがね、「笑顔」でね、こっそり水やりしてくれてたんだ。
私がね、忘れていたのに
誰も何も言わずに
いつも変わらず、みんなね、「たね」の側にいてくれたんだ。
「たね」はね、みんなのプレゼントを受け取ってたんだ。
みんなのね
希望、光り、笑顔のプレゼントを。
そしてね
土の中にいた「たね」はね
お花にね
自分のプレゼントをそのまま渡したんだよ。
それが「ひまわり」のお花なんだよ。
今年もね、「たね」は出番を待っているよ。
黄色のお花を咲かせることを…
「ひまわり」