先回エレクトーンには約1000種類の楽器が搭載されていることをご紹介しましたが、実際の曲の演奏でどのように使われているのでしょうか?

 

     実は一曲の中で1000種類の楽器を全部使っているわけではありません。エレクトーンの写真をもう一度見てみましょう。

 

     上下二段になっている鍵盤ですが、右手で弾く上の鍵盤では同時に4つの楽器の音を出すことができます。左手で弾く真ん中の鍵盤でも同時に4つの楽器の音を出すことができます。一番下の左足で弾く足鍵盤では同時に2つのベースの楽器の音を出すことができます。

 

つまりエレクトーンは同時に10種類の楽器の音を出すことができます。

でも曲の中でいろんな楽器の音をどうやって選んでいるのでしょうか。

 

それを可能にしているのが「レジスト」と言われるものです。

 

     レジストとは楽譜の何小節目の時にどんな楽器の音を出すかということがプログラミングされているデータになります。エレクトーンはデータ通りの音を出してくれますから、あとはリズムに合わせて弾くだけで表情豊かな曲が弾けてしまうわけです。

 

     エレクトーン上級者の中にはレジストを自分でプログラミングして弾かれている方もおられます。私はまだそこまで余裕がないので、レジストをYAMAHAのサイトから購入し、PC経由でUSBメモリーにダウンロードして、USBメモリーをエレクトーンに差し込んで読み込ませて曲を弾いています。

 

     ここでもう一度エレクトーンの写真を見ていただきましょう。上と下の鍵盤の間に白いボタンがずらりと並んでいる様子が確認できますか? これがレジストのメモリーボタンになります。

 

     写真では1番のキーが光っていますが、演奏をしていくとメモリーのボタンも自動でどんどん切り替わっていって、多彩な楽器の音で豪華な演奏を楽しむことができます。

 

     今回はレジストによってエレクトーンの楽器の音色がコントロールされているというお話でした。