毎年公立小学校のプール開き前に、プール清掃と合わせてヤゴ救出作戦を行っているときいて、どんなふうにおこなうのか知りたくて、この救出作戦にボランティアとして参加させていただいた。
トンボやチョウチョに興味がなかったけど、昆虫がいる所には鳥が」多く、きれいな花も咲くという話を聞いて、おっかなびっくり昆虫を探すようになってきた。
チョウチョはきれいでトンボはかっこいい。ヤゴはズングリムックリでしかも肉食。
昆虫に触れることがボランティアの条件だけど、虫に触りたくないとはいえずに参加した。。
大きなヤゴは、4~5cm もあって指の腹でゴニョゴニョ動く。
大きくて黒いヤゴにはたじろいでしまう。
透き通って1~2cm 未満のヤゴもいる。
大きいものより小さいほうが断然可愛い。
赤とんぼ系のヤゴは目がクリっと大きくて可愛い。
イトトンボ系は、尾っぽが長くて透明感がある。
小学生に「トンボにとっても詳しいボランティアさん」と紹介されたので、余計に
「キャー」といえず、ひたすら心の中で「落ち着いて、落ち着いて」と自分を励ます。
慣れてくると、落ち葉の中にいるヤゴを見つけられるようになって、だんだんかわいいと思えてくる。もう終わりの時間だ。
小学生たちも、ワーワーキャーキャー言いながら夢中でヤゴを探している。
男の子でもヤゴに触れないらしく、「センセー」と近づいてきて、「見てみてヤゴだよ」と言ってくるのは「ヤゴを捕まえてほしい」ということだったり。賢い子供の言うなりになって、指でつかんでバットの中に入れる。
担当の先生から終了の時間のお知らせがあっても、子供たちはヤゴ探しを続けて小さなヤゴが発見されている。プールの中にはまだ沢山のヤゴがいるようで、お残りをして救出作戦を続けたい気分になってきた。
救出したヤゴは460匹以上とか。
ヤゴを種類ごとに分けて各クラスに渡し、残ったヤゴは保育園や幼稚園に配布するという。
個人の庭に池がなくなり、水辺が少なくなってトンボが暮らせる場所が限られている都市。ある家で2階屋上にビオトーブを作ったら、カモが卵を産みやってきたという話も。
日本の夏はどんどん暑くなるばかり。昨年は、猛暑日や酷暑日が増えたために夏休みのプール開放日がなかったという。水泳の授業も屋内のスイミングクラブでする方針とかで、プールを閉鎖する学校が増えている。確かに、熱中症で命を失うよりスイミングクラブで水泳授業をする方が賢明。
ヒートアイランド現象を和らげるために、緑を増やして樹木の日傘が多くなってほしい。地球温暖化により過酷さを増す夏の暑さ。同時に大雪も冬の寒さもひどくなる。
環境が悪化するばかりの日本。それに加えてホルムズ海峡封鎖による石油価格の高騰。ナフサが不足して製造できない製品が増えるし、夏の電気代も心配だ。うっとうしいのは夏の暑さだけでない昨今の日本。
せめて、自分の気持ちくらいはさわやかにしておきたいもの。
ヤゴ救出作戦で確認できた5種類のヤゴ。※虫の図鑑から写真をお借りしました。
ギンヤンマ・シオカラトンボ
オニヤンマ・アキアカネ
イトトンボ系