ちゅうたのぼくのおと -2ページ目

森永卓郎/森永卓郎 最後の提言■202512

 

感想…★★★

2023年から亡くなられた2025年1月まで週刊実話に連載された記事を再編集された内容

2025年はザイムの後押しを受けた石破政権が退陣してザイムが嫌がる高市政権が誕生し積極経済に舵を切った、森永さんが求めた方向に動こうとしている

一方森永さんは株価大暴落を予言していたが2025年末には日経平均5万円突破した、2026年はわからないがグレートリセットは今のところ起こる気配が無い

 

森永卓郎/読んではいけない■202512

 

感想…★★★

2023~2024年間週刊ポストに掲載された記事を再編集されたもの、そのため分量も薄く目新しい内容は無かった

後半は森永さんが選ぶ名著25選を紹介、経済書だけでなくルポルタージュや歴史書など多岐にわたり森永さんの読書量の凄さが改めて分かった

 

高橋洋一/60歳からの知っておくべき政治学■202511

 

感想…★★★★

財務官僚出身の著者だからか経済財政の観点から政治学について解説

減税は渋るくせに補助金は気前よくバラまくのは政治家や官僚が給付対象になる企業に恩を売るため

その企業は政治家には企業献金を、官僚には天下りポストを提供してお礼をする

それが新規参入を阻み既存企業を守ることになり経済の新陳代謝が行われなかったので30年間日本経済は停滞した

また新NISAも無税をエサに国民に老後資産形成を丸投げ、しかも対象の金融商品は株式中心で安全資産の国債が入ってないのは新NISAの構造的欠陥という指摘は財務官僚ならではの視点だと思った

 

 

池上彰/知らないと恥をかく世界の大問題16■202511

 

感想…★★

2024年末のトランプ再選から2025年前半の時事問題について解説
トランプ関税をいつもの予測不可能な行動と酷評する一方でメキシコ不法移民問題やフェンタミル問題はサラッと触れる程度

2025年亡くなったカーター氏を評価している池上氏だからトランプ大統領をこき下ろすのも仕方ないのかと思う

 

副島隆彦/新・ドル覇権の崩壊 金はまだまだ上がる■202511

 

感想…★★★

2025年末、金価格は一時23000円を突破した

財政赤字に苦しむトランプ政権は高関税政策の次にドル切り下げを行う、それにより価値が低下するドルに反比例して金価格が一段と値上がりし30000円を目指すとのこと

コロナ期にドルを刷りすぎたから相対的に金価格が上がっているのだろうが、このまま一直線に30000円まで上がるのかは疑問

副島隆彦/金は下がったら買う。トランプはドルを切り下げる■202511

 

感想…★★★

2025年始め金価格は1グラム15000円だが2025年終わりには20000円を突破し過去最高値となった

副島さんは2年以内に30000円を突破するとの事だが今の勢いだと現実味を帯びてきたと思う

後の内容は眉唾だが現在の過熱気味の株式相場が大暴落しグレートリセットが起こるという内容は森永卓郎さんの警鐘とも共通し、その点は気になった

橘玲/新・臆病者のための株入門■202510

 

感想…★★★★★
 

元版は20年前なのでホリエモンのライブドア事件とかは時代を感じられるが、その後リーマンショックやコロナショックを経ても本書の本質は変わらないと思った

株式投資はギャンブルであるという事を認めてそこから素人が利益を上げる投資法はただ一つ、それはチャートを読み解くテクニカル投資でも企業財務を研究するファンダメンタル投資でもなく単に世界全体に投資するインデックス投資

今でこそオルカンという名で一般的だが20年前はかなり異質だったのを覚えている、オルカン投資は資本主義は世界全体では長期的に拡大するという現代ポートフォリオ理論に基づいた投資法であるという事を理論的に説明

また本書では新NISAに対応した内容も追加されている、単に税金分が浮くだけでなく非課税分を再投資に利用できるので複利効果が加速する、iDecoと共に最優先で使うべきとのこと

 

 

 

 

 

 

橘玲/新・貧乏はお金持ち■202510

 

感想…★★★★★
 

15年前に元版を読んだ

その時は会計知識など良く解らない点が多かったが正社員として雇われる事だけが安定ではないという事が印象に残った。

改めて読むと制度が変わった点を考慮しても、個人がマイクロ法人という別人を作りそれを合法的に利用することで税金社会保障費を節約する事こそ個人が資産を守る唯一の手段という点は変わってないと思った

単なる節税方法や起業指南書ではなく希望や自由と言った生きる上の根幹について改めて考えさせられた

 

長倉顕太/本を読む人はうまくいく■202509

 

感想…★★★★
 

前著「移動する人はうまくいく」の続編、読書によって得られる効用について書かれた内容

読書の目的は人間関係を作る能力と環境適応する能力を得ること

それには読書で得た知識と知識を繋ぐこと、その知識を行動に移すことが肝要

そのための読書は広く浅く長くが大事で、それは人間関係にも通じると思った

 

長倉顕太/移動する人はうまくいく■202509

 

感想…★★★★
 

本書は著者自身の経験の中で移動によって獲得できる効用について書かれた内容

同じ環境に居続けると心も体も病む、凡人は意識を変えるより環境を変える方が簡単、考え過ぎずとりあえず移動しまくれ、など極論が多いけどこれ位の強いメッセージでないと常識も固定観念も変わらないと思った

移動や引越は知識・経験を増やすための手段で、人生の選択肢を増やすのが目的というのは固定観念が揺らいでいる現代でこそ役立つ考えだと思った