私が住んでいる 福島県西郷村は
いわゆる 皆さんが思う『村』のイメージとは違い
福島県下でも、子供の割合が多い⇒現役世代が多く
人口が減っていない地域でもあります。
ちなみに村ですが人口2万人です。
バブル時代含め 余計なハコモノをあまり作らず負債を作らなかったことも功を奏し
地方交付税への依存割合も低く
近隣市町村と合併せずに独立で「村」で居続けることができる村です。
詳しくはWikipedia先生まで↓↓
ちなみに、福島県は医療機器生産額日本一ですが、それを支える工場が西郷村にありますし
爆弾(兵器)を作ることができる工場も西郷村にあります。
で、その近隣市町村からは
「西郷村ってお金持ちだからね~」
「西郷村はお金あるから 子育てしやすいもんね」
というように言われます。
先日 「たけしのTVタックル」に西郷村在住の知人が出演していたんですけれども
その知人から 撮影前に
クチコミ通り 本当に子育てしやすいのか?
なぜ、西郷村の人口は減らないのか?
現役子育て世代として どう思われますか?
と 質問を受けました。
私は11年前から西郷村民ですので、その頃からの話なのですが・・・という前置きでお話しさせていただいたことは
とにかく、行政の行動が早い!!!
これにつきます。
もちろん、行動を早く起こせるのはカネがあるから というところに行きつくのかもしれませんが
震災後、福島県では県下全域で 18歳になった3月末日まで(高校まで) 医療費の自己負担がゼロですが
西郷村は震災前から医療費負担がゼロだった 数少ない自治体の一つです。
ちなみに、大阪市は 平成24年(震災の翌年)まで 7歳以上の通院は補助なしでしたし、
福島県下でも 震災までは小学生まで というところも多かったように思います。
(小児用薬剤を販売していたこともあり、各市町村の医療負担を調べたので知っていました)
保育園の保育料も 現在は全国で無料 となっておりますが
少なくとも11年前には
「西郷村の子供を預かってもらうので」
という理由で 私が利用していた私立保育園でも 公立保育園と保育料は同じ。
当時の世帯年収でいくと
大阪や京都の公立保育園に預けた場合に比べて
2/3程度の保育料で済みました。
皆様 お気づきでしょうか??
そうなんです。
今では もう 西郷村と周辺地域の差はないんです。
西郷村は 国や県に先んじて 改革をやってきたのであって、
現時点では 他の地域と差はない。
でも、その時代のイメージが残っていて
「西郷村は子育てしやすい」
というクチコミが残っているわけです。
そして、それが、特に大きな移住施策をしなくても 移住を呼び込み 人口が減らない要因の一つだと考えられます。
周囲の様子を伺うことが多い 地方行政(特に東北)において
この先手必勝は 本当に大きなレガシーエフェクトを生んだと思います。
*レガシーエフェクト のちに残る良い効果 という意味
移住を呼び込むために 移住施策をする のではなく
元居る住民と良好な関係を築くことで 結果として移住を呼び込むわけです。
実際、TVタックルに出られた知人も 移住前に私のブログを参考にした と仰ってました。
移住者を大事にするのではなく、やはり、まずは 住民なんですよ。
ぜひ、行政関係の皆様は 西郷村の例を参考にしていただきたいと思います。
