恵みの雨のような、けれどハリケーンのような・・・
テレビ東京で、毎週土曜の夜10時から『新美の巨人たち』という番組が放送されています。
30分間の芸術紹介番組です。
リンクは、こちらです。
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https://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/
一応、毎週録画して、見たり見なかったりするのですが、この前はダリを紹介していました。
たまたま見たのですが、おもしろかったです。
25歳のダリは、10歳年上の女性、ガラに恋をしました。
当時のダリは、あまり評価されず、くすぶっていました。
しかし、ガラはダリに一目惚れしたのです。
ダリの才能に一瞬で気付いたようです。
「この人は天才だ」
一瞬で見抜いたのです。
ダリにとっては、自分の才能をはじめて真に評価してくれた女性です。
ダリ自身もガラに恋をしました。
しかし、ガラは当時、既に人妻でした。
ダリは略奪婚の末、ガラと結婚するのです。
ガラと結婚してから、ダリは真価を発揮します。
絵が次々に売れていくのです。
ガラのお蔭で、ダリは美術史に残る名声を手に入れたのです。
これが、あげまんの恐るべき威力です。
もともとダリに才能があったことは確かでしょう。
しかし、それを花開かせたガラは、ダリ以上に天才なのです。
ガラがいなければ、ダリはダリにはなれなかったのです。
女性がいなければ、男性は男性になれないのです。
悲しいかな、男性は一人で才能を開花させることはできないのです。
だから、パートナーのいる女性には、ぜひ相手の男性を応援してあげてほしいと思います。
ガラは、その後、ダリの元を離れて、若い男性の愛人と暮らしたようです。
ダリは死ぬまで、そんなガラを愛したといいます。
自分という夫がありながら、不倫を繰り返すガラに対して、ダリは愛と憎しみを握りしめていました。
ガラのために、描きたくないもないけれど、お金になる絵を描き続けたといいます。
そうやってこしらえた大金を全てガラに贈り続けたのです。
ついには、お城までプレゼントしています。
しかし、そのお城は、ガラと若い愛人の愛の巣になってしまいました。
この結末は仕方のないことです。
男って、そんなものなのです。
男の天才は、しばしば不幸がつきまといます。
それが絵になったりもします。
しかし、あげまんに不幸は似合わないのです。
幸せ以外の結末は想像できません。
あげまんは、男性にとって救世主であることは間違いありませんが、同時に大自然のような抗うことのできない脅威にもなりうるのです。
