どう転んでも

世界に何の役にも立たない


そんな話しか書けない


せめて

最近 見つけた

小さな優しさの話を

書こうと思う









悲しいことや

やるせないことがあると

私は日常に転がっている

小さな優しさを探してしまう



​例えばチョコレート


開け口が一目で

わかるよう工夫されている


これがなければ

「開け口どこよ!?ムキーッ!」

と なってしまう

海外土産のお菓子でよくあるあの絶望…







​そして餃子のタレ


「どこからでも切れます」で

おなじみのマジックカット


たまに上手く切れなくて

これまた「ムキーッ!」と

なるけれど昔に比べたら

確実に開けやすくなった






​いつも買っているお酢も

いつの間にかガラスの瓶から

ペットボトルに変わっていた


軽いし 割れる心配がないし

ラベルも剥がしやすくなって

捨てるのもラクになった


最初は

「コスト削減かな?」なんて

うがった見方をしていたけれど


実際に使ってみると

確実に私の暮らしは

快適になっている







最近買ったお豆腐にも

さり気ない優しさがあった


表面に小さなデコボコが

入っていたのだ


醤油が絡みやすくなるように…

という工夫なのかしら?


地味に感動してしまった







​もちろん商売なのだから

利益を出さなければいけない


けれど、その利益のために

知恵を絞った結果の工夫が

私の生活をちょっぴりラクに

そして豊かにしてくれている


​「もっと使いやすく」

「もっと便利に」

「もっと喜んでもらえるように」


そんな思いの積み重ねで

私たちの日常はできている



​こういうのを

私は「愛」と呼びたい


商売の根っこにあるのは

きっと「愛」なのだ



​世の中は案外

会ったこともない誰かの


あなたの一日が

ほんの少しでも

明るくなりますように…


という願いで

満ちているのかもしれない







・・・・まぁ


そんな愛の詰まった

デコボコお豆腐を

私は迷いなくお吸い物に

ぶち込んだのだが…


人の愛を踏みにじる女である



​でも

このお吸い物は

いつもよりもずっと

美味しかった気がする


うん

間違いなくデコボコが

出汁をしっかり

抱え込んでくれていた



……気がする




お願い おわり 流れ星



▼ せめてサラダにすれば良かった… ▼




最後まで読んでいただき

ありがとうございます!


次の更新は

水曜日20時にしたいです

↑なんとも微妙な宣言


気が向いたときに

ひょっこりのぞいてもらえたら

とっっっても嬉しいですコスモスハチ


なご みわ




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