元銀行員でも驚いた口座開設の厳しさ
今日、事務所の新しい通帳を作りに行きました。
都市銀行ではありますが、メガバンクのトップというわけではありません。
すでに別支店に口座はありますが、
今回は事情があって例外的にもうひとつ作ることになりました。
最初から「新規口座と同じ手続きになります」と
聞いてはいたのですが…。
まず面談でいろいろ記入したり質問を受けたりして、
気づけば2時間近く。
登記簿謄本・印鑑証明書・決算書・身分証明書、
さらに許認可や資格がわかるものなど、一式を持参しました。
それでも終わらないほどの書類と質問攻め…。
「最近は口座開設が厳しい」とは聞いていましたが、
数年前に別法人を作ったときよりも倍くらい大変。
昔とは比べ物になりません。
私自身、元銀行員ですから、厳しさは理解していたつもりでした。
それでも想像をはるかに超えていました。

しかも、今日で通帳ができたわけではなく、
1~2週間程度で可否の返事がきて、
OKをいただいたらもう一度、通帳を作りに行くという流れです。
ふと、こんな質問をしてみました。
「実態や取引、収入があることが前提ですよね。
もし開業や設立と同時だったら、
よほど前職の実績や別の信頼がない限り、
口座は作れないのでは?」
すると担当の方は
「はい。実際そうなってしまっているかもしれません」
と即答。
考えてみれば、私たち士業の場合は
最初は個人事業としてスタートするケースが多いので
まだ多少は大丈夫ですが、
士業以外では最初から法人化するケースの方が
多いくらいです。
そう思うと、世の中は本当に厳しい。
やはり「信用」がないと何もできない。
お金があっても、信用がなければ動けない。
もしかしたら、お金以上に大切なのが
信用なのかもしれません。
私はコツコツ地道にやってきて、
「信用」だけは積み上げてきたつもりです。
でも最近、その信用もあっけなく
失われることがあると知りました。
だからこそ、これからも真面目に、
誠実に、仕事に向き合っていきたいと思います。