舌を頼りに 34年間食べもの絵日記を描き続けている 雑食性サラリーマンです。
近場芭蕉紀行3・名古屋市東区
貞享5年、岐阜での滞在を終えた芭蕉は、名古屋を訪れる。7月3日に円頓寺で読まれた句が『ありとある たとえにもにず 三日の月』だ。
円頓寺は当時、現在地とはべつの場所にあったらしく、この句の句碑は東区の了義院という寺にある。となれば、出かけなければ気が済まない。というわけで、今度はどんより曇った秋の休日に出かけた。
名古屋も案外芭蕉ゆかりの地で、「野ざらし紀行」や「笈の小文」などでさかんに鳴海・熱田・名古屋をおとずれている。私の以前の上司で、「おくのほそ道」が好きで、リタイヤ後に芭蕉の、「おくのほそ道」の時の行程を、何回かに分けて訪れたという人がいる。私も同じようなことをしてみたいとは思うが、こうして地元だけでもかなりゆかりの地があるということが分かったので、まずは近場から攻めていくことにしようと思う。
了義院近くにあるのが、私が17年間通っているイノーヴェだ。当然立ち寄ることになる。陽の高いうちからアブサン飲んで、三河湾のヒラメを食べ、前日カナダから入荷したというフォアグラのポワレを食べ、最近はまっている穴熊のロティを食べ、赤ワインを飲んで、フロマージュとエクスプレスで〆て、酔っぱらって満腹して帰ってきた。
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