ごきげんよう。![]()
昨日に引き続き、私が涙するオペラ『道化師』の第二幕を結末までご紹介します。![]()
◎ 簡単なあらすじ
第二幕
村人達が集まったところで芝居が始まるが、
その中には、ネッダの愛人シルヴィオもいる。
ネッダ扮するコロンビーナが、カニオ扮する道化師である夫の留守中に、
ペッペ扮する恋人アルレッキーノを家に呼び込んだところ、夫が帰宅してしまう。
カニオが舞台に登場し、ネッダに詰め寄る時、
カニオはもう芝居なのか現実のことなのかわからなくなってしまう。
その行動は観客には迫真の演技に見えて大喝采を浴びる。
カニオはネッダへの愛を吐露するが、ネッダは激しく反論する。
しかし、カニオはそんなことにはお構いなく、
本気でネッダに「愛人の名前を言え」と詰め寄る。
ネッダが「嫌だ!」とむしろ挑発的に断ると、
カニオは逆上し、トニオから渡されたナイフでネッダを刺してしまう。
ネッダが最期に「助けて!シルヴィオ」と叫ぶと、
観客の中からシルヴィオが飛び出してくるが
カニオは続けてシルヴィオも刺し殺してしまう。
悲鳴を上げる観客。
カニオは唖然としてその手からナイフを落とすと、
「喜劇は終わりました」とつぶやく。
◎ 主 な 登 場 人 物
◇カニオ(テノール) … 劇中劇の役名 → パリアッチョ
旅芝居一座の座長
◇ネッダ(ソプラノ) … 劇中劇の役名 → コロンビーナ
カニオの妻・女優
◇トニオ(バリトン) … 劇中劇の役名 → タッデーオ
座員のひとり
◇シルヴィオ(バリトン)
村の青年・ネッダの愛人
◇ペッペ(テノール) … 劇中劇の役名 → アルレッキーノ
座員のひとり
カニオが愛を吐露するシーンから、自然に涙が出てきます。
夢中で愛し希望を持っていた
愛がなければ 哀れみでも 慈悲でもかまわない と
どんな犠牲でも喜んで受け入れ
神よりもおまえを信じていた
動画の訳詞とは若干異なりますが、私の胸を打ち、切なくなり、
カニオに感情移入します。(T_T)
カニオ、つらいわね~、お芝居なんかしてられないわよね。
こんなに愛されているのに、何やってるのよ、ネッダ!
しかし、ネッダの立場で考えると、恋愛感情を一切持っていないのに、
一方的なカニオの気持ちは重いし、鬱陶しいと思います。
嫉妬に狂ったカニオに、恐怖感を覚えますよね。😨
うまく行きませんね~。![]()
字幕があるので、今回選んだテノールは、プラシド・ドミンゴ(スペイン)です。
その下に、字幕がありませんが、パヴァロッティ バージョンが結末までありますが、
演者によって、まったく違いますね。![]()
私はパヴァロッティ バージョンが好きで、泣けます。
ネッダに扮したソプラノは、テレサ・ストラータス(カナダ)、
トニオに扮したバリトンは、ファン・ポンス(スペイン)です。
この作品は、超没入型オペラと言われています。
一部抜粋ですが、カニオの切ない心情が伝われば嬉しいです。
ドミンゴのカニオ→字幕あり
(お借りした動画)
.be/Ez5mdo3Xy7c?list=RDEz5mdo3Xy7c
パヴァロッティのカニオ→字幕なし