ごきげんよう。![]()
友人の聖子ちゃんは、数年前までデパ地下のお惣菜店でアルバイトしていました。
私が一人暮らしをしている頃に知り合いましたが、ランチや買い物等、
聖子ちゃんと合う時は、娘さんのアミちゃんも一緒でした。![]()
ある年の年末、30日まで出勤だった聖子ちゃんは、
当時保育園の年長だったアミちゃんのことで悩んでいました。
というのも、保育園の預かり時間は18時迄なので、
聖子ちゃんは到底その時間にお迎えに行けず、
かといってお休みもできませんでした。🙅
ご主人もご両親もお兄さんも仕事(自営業)なので、保育園に迎えに行くことができません。
迎えに行けたとしても、お店で預かることはできません。🙅
私は年末年始休暇に入っていて、大掃除も終わり、翌31日に実家に帰る予定だったので、
30日はノンビリしようと思っていました。![]()
そこで、私によく懐いているので、アミちゃんを預かることになりました。
アミちゃんはおしゃまで、口が達者です。
アミ、いい?コニーちゃんの言うことを聞いてね。
ワガママは言わないのよ。
と、釘を刺していました。
当日聖子ちゃんは遅番だったので、お昼前に私の最寄駅までアミちゃんを送って来て、
そのまま出勤しました。
私とアミちゃんはウチに戻って、お昼にカレーライスとサラダを食べ、
その後、公園に行きました。
私はアミちゃんの近くにいて、様子を見ていましたが、
滑り台やブランコで遊んでいたアミちゃんが、ブランコから落ちて尻もちをつき、泣きました。
すぐに駆け寄って起き上がらせ、
どこか痛いとこある?
と聞いたら、大丈夫そうでしたが、念のためにウチに帰るように促しました。
お家に帰って、少し横になってる?
やだ、もっと遊びたい。
と元気よく答えました。
泣いたのは、驚いたからのようです。
夕方、寒くなる前に帰宅して、焼きそばと野菜スープを作り夕食を終わらせましたが、
コニーちゃん、苺のケーキ食べたい。
と言ったので、
ママに食べていいかどうか、聞かないといけないわね。
今日はママはお仕事だから、また今度にしましょうね。
すると、アミちゃんが、
あなた、ブランコから落ちたこと、ママに言うわよ。
と言ったんです。![]()
本当にこの通り、保育園年長の5歳児が、
ママのお友達の、充分大人の私を「あなた」と呼び、脅迫したんです。![]()
開いた口がふさがりませんでしたが、気を取り直して、
アッ!言わないで!
と答えると、『してやったり』という表情になったので、
ママには私から話すから、お嬢さん、あなたは何も言わないで。
と言うと、表情が曇りました。![]()
… ぶぁ~かめ~、大人の私を相手に勝ち目はないんだよっ! …
結局、聖子ちゃんが迎えに来たのは、21時過ぎていました。🕘
その時にブランコの話をしたら、
尻もちなんて何でもないわよ、ママなんか顔から落ちて鼻血だしたことあるんだら。
コニーちゃん、気にしないで。![]()
と言うと、アミちゃんは驚いていました。![]()
聖子ちゃんの了承を得られないから、ケーキをNGにしたことも話したら、
「それでOK」と言っていました。
脅迫については、
そういうとこあるのよ、ごめんね。
生意気過ぎよね、先が思いやられるわ~。![]()
と嘆いていました。
聖子ちゃんは、『お礼に』と、数の子、カマボコ、伊達巻、栗きんとん等の
お節料理を差し入れてくれたので、翌日、実家に持って行くと、
母は恐縮しつつ喜んでいました。![]()
ところで、私はアミちゃんの当日の食事内容を簡単にメモして、聖子ちゃんに渡しました。
もし、万が一、自宅に帰ったアミちゃんの体調が悪くなった時、
食事内容がわかった方が良いと判断したからです。
聖子ちゃんは感心して、褒めてくれました。![]()
それにしても、アミちゃん、なかなかの強者ですよね。![]()
保育園のお友達は、手下か子分扱いかな。![]()