ごきげんよう。![]()
私の職場周辺には、長さや幅が異なる橋があり、
私は毎日、ちょっとした冒険気分で、違う橋を渡って通勤しています。
去年のことです。
冷たい雨が降る寒い冬の朝、いつもの通り橋を渡ろうとしたら、
高齢の男性がこちらに向かって来るのが目に入りました。![]()
傘を差したまますれ違うのには幅が狭いので、私は橋のたもとに立ち止まり、
その人に先を譲りました。
彼はどこからどう見ても、私より20歳以上年上と思われました。
彼が渡りきり、私の前を通り過ぎる時、
ジャマだ!ババア!
と怒鳴ったんです。![]()
私は驚きましたが、反射的に
ジャマはお前だ!ジジイ!![]()
と、叫んでいました。![]()
その後、彼が追いかけてくるかと怖くなりましたが、恐怖心を隠し、
威嚇するように、ゆっくり振り向きました。
すると彼は、私から逃げるように走って行きました。![]()
…ああ、良かった…![]()
と安堵しましたが、私は自ら放った汚い言葉にショックを受けました。![]()
私は今迄、動物を含めて、お相手を『おまえ』と呼んだことは一度もありません。![]()
『ジジイ』『ババア』も同様です。
名前、又は名前がわからない場合、二人称は『あなた』です。
その日、生まれて初めて遣った汚い言葉でした。![]()
職場に着き、出勤してきた同僚の中村さん(仮名)にその話をしたら、
え~っ!コニーちゃんがそんな言葉を遣うなんて、珍しい。![]()
でも、いいんじゃない?私も同じこと言うわよ。
だいたい雨の中、先に渡らせてくれたんだから、お礼ぐらい言うべきよ、腹立つ~。![]()
その後から出勤してきた、男性の同僚も話を聞いて、
そんな奴、ジジイで充分だよ。
と、私以上に憤っていました。![]()
お礼を言わなくても、軽く会釈をしたっていいですよね。
帰宅して母に話したら、
その人、普段から奥さんや家族に対して、乱暴な言葉を遣っているのよ。
そんな失礼な人に乱暴な言葉を遣っても、気にすることはないと思うわよ。
人にぶつかっておいて、謝らない等の非常識な高齢者に対し、
…なぁに?今のバアサン(ジイサン)、非常識ね~…
と、心の中で思うことは、多々あります。➔ あるんか~い!![]()
『ジジイ』『ババア』ではありません。➔ 言い訳か~い!![]()
正面切って言ったことはなかったので、ショックでした。
しかし、正直、悪党を成敗したような爽快感もありました。![]()