ブラッド・ブラザーズを観劇してきました。
私が初めて観た、宝塚歌劇で大好きになった安蘭けいさんが

出演されていました。

 

ストーリーは、引き裂かれた双子の兄弟が異なる環境で育ち

再び出会うという運命の皮肉を描いた作品。

 

貰われていき、裕福な家庭で育ったエディ

実の母と貧困の中で生きるミッキー

社会階級の違いが人生に与える影響の大きさを

まざまざとみせつけられる。

二人の無邪気な友情が、成長とともにすれ違って

変わっていく過程はとても切なかった。

 

音楽と物語が一体となり

ラストへ向かって緊張感が高まる構成はとても素晴らしく

観劇後には強い余韻が残った。

安蘭けいさんの演技は

圧倒的な存在感がありながらも、繊細な感情表現をされていて

舞台上に立った瞬間からその場の空気をコントロールし

物語の世界へと引き込まれました。

 

強さと脆さを併せ持つ母親の心の表現が見事

内面の揺れを間の取り方や、視線等で巧みに表現されていて

とても印象的でした。

 

宝塚時代、ミュージカル俳優として

培われた歌唱力と表現力が、感情の高まりが心に深く響きました。

 

とても感動的な舞台でした。