夫婦の呼び名が変わるとき | ほんとうの自分らしさに気づく  らしさナビゲーター響子のブログ

ある時から、夫が私のことを

「響子」ではなく、

「きょうこちゃん」、と呼ぶようになった。


私は夫が「きょうこちゃん」

と呼ぶときのその響きが、とても好きだ。


呼び方、変わったよね!
って、すぐに言いたかったけれど


それがきっかけで

また元の呼び方に戻ったら嫌だから、
しばらく、そっと泳がせておいた。



数か月して、夫に


「ある時から、きょうこちゃん、
って呼び方に変わったよね」


って言ったら、

「え?最初からきょうこちゃん、
じゃなかったっけ?」


と言われ、
本人は全く自覚がないことがわかった。



「そうか。

でももしそうなんだとしたら、
きっと喧嘩した後からだな」


と夫は言っていて、あぁ嬉しいな、
と思った。


そうなんだ。実際、10月に
夫と大喧嘩した後から、
「きょうこちゃん」呼びに変わったんだ。


喧嘩して、お互いの言いたいことを
吐き出せたことがきっかけで、


夫の中にあった
大きな心の壁のようなものが
剥がれ落ちた気がしていた。



だから、その変化が

本当だったんだ、と思えて、
私は嬉しかった。




さて、そんな私が、
最近、夫のことを「夫氏」と
呼ぶようになった。


感覚的には「オット氏」で、
「たつやさん」から、
「オット氏」に変わったわけだ。



夫が私の名前を
より親しみを込めて「ちゃん付け」
で呼ぶようになったのに対して、


私の「オット氏」呼びは、なんだか
距離が生まれたようにも感じられるが、
個人的には、すごく気に入っている。



私の中で「オット氏」は、
ジブリに出てきそうな
キャラクターの名前、というイメージで、


その名を呼ぶと、自分の中に
あたたかいものが流れる感じがする。



あぁ、そうだ。
「オット氏」と音では呼んでいるけれど、
どちらかというと、子どもが「お父さん」
と呼ぶ感覚に近いような気がする。



「たつやさん、これやって」
っていうより、
「オット氏、これやって~!」
の方が、頼みやすいし、甘えやすい。



名前を呼ぶよりも、
「オット」という役割に便乗して
甘えてしまえ!
という魂胆があるのかもしれない。


自然とこの呼び名が出てきた自分、
なかなかやるな、と思う。



夫は、

「オットセイみたいだね」

と言って笑っていたけれど


「オット氏~!」
と呼ぶと、
「なぁにー?」
と、ちゃんと応えてくれる。



「オット氏」

という響きも好きだけれど、


たぶん私は、「オット氏」と
夫を呼んでいるときの自分のことが、

好きなんだと思う。
 







 

 

 

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