50代は年齢で切られます
昨年56歳で転職活動を初めてした私。
転職活動ってどうしたらいいの?と悩む50代は沢山おられると思いますので、私なりにまとめたいと思います
私のスペック
まぁまぁ名乗れる四年制大学卒業後ずっと同じ大企業で働いて来ました。職種は経理で簿記2級を持っています。(税理士は在学中に2科目受けて両方落ちました) 経理課長狙いの転職でした。多分フットワークは軽い方です。個人的にスペックは中よりちょっと上と考えています。
年収いくらでどんな仕事をしたいのか具体的に考える
中途採用の場合、大企業は定年60歳制で雇用延長後は新入社員並みの給与になることが大多数の為、50代での採用はほぼありません。大企業は人材育成する素地があるので、若い人を入れて育てます。
中小企業の場合、年収600万円がボーダーになり、それ以上貰えるところは激減します。中小企業だと課長職で年収500万円台が多いですね。もっと貰いたい場合は熾烈な戦いになります。大企業の人が現職並に貰うというのは相当レアです。自分がいくら欲しいのか、どのラインを狙うのか、妥協点はどこか、きちんと考える必要があります。
求める人材像と自分のスペックを分析する
中小企業が求めるのは例えば責任者であればプレイングマネージャーです。少数精鋭を望まれますので、たとえ未経験分野があっても(例:私の場合は資金調達)、"早く覚えて自分のものにしてやろう"と思える人なら安心感があります。それからココが1番大事ですが、椅子にどっかり座っている管理職は要らないです。実務もこなし、フットワーク軽く現場の人たちとやっていける人が望まれます。今は昭和じゃない
年齢に合った転職サイトを探す
転職サイトを探してから履歴書を書きます。
50代だと順不同で書きますと…
・リクルートエージェント
・duda
・dudaエージェントサービス
・dudaX
・リクナビ
・パソナ
・Biz REACH(責任者クラス希望者は有料のココがお勧め。年収850万円〜ですが、即戦力でゴリゴリ仕事をすることが求められます)
・REVICareer(大企業勤務者のみ対象)
こんなところですかね![]()
希望の条件の仕事があるか、転職サイトをチェックする
上記サイトで希望の仕事がほぼ無いという場合や10件も無いという場合は、現職を続けることを視野に入れて緩く活動されることをお勧めします。(むしろ転職活動をやめた方がいいかもです)
面接してみないとわからないなと思う会社が多い場合はそのまま転職活動を進めてもいいと思います。(100%希望を叶える会社はないです)
履歴書を書く
リクルートエージェントなどのサイトから履歴書をダウンロードして来て各項目を書きます。
学歴は高校卒業から。特に大学入試で浪人した場合は記入必須です。大学卒からだと浪人したのか留年したのかわかりません。資格欄は書けるだけ書きます。緩い資格の甲種防火防災管理者とかも全てです。
志望動機はデフォルトを先に作る
転職サイトにアップする履歴書の志望動機は①何故転職したいのか②自分がその会社で出来ることは何か(現状のスペック)③自分のスキルをどう活かしていきたいか(今後の展望)④自分を採用することで貴社が得るものは何か(売り込み)、を意識して書きます。
職務経歴書は細かく書く
経歴書で何を経験したのか書くだけではなく、どういうことに取り組み、どんな結果を残したかまで具体的に書きます。(相手にとってわかりやすい)
例:◯◯事業部で収支管理総括を経験
→◯◯事業部で商品△を含む商品別個別収支を主体的に導入、商品別の収支課題を抽出して関係部門へ徹底・定着化、赤字収支の商品を撲滅した
写真は写真館で撮影する
証明写真は機械で撮らず、写真館で撮ります。今はデジタル化されていますので、写真データを貰ってWEB履歴書へ貼り付けます。同時に5枚程印画もしていただくと面接時に渡す時に便利です。プロの撮影で第一印象をより好印象にすることが可能ですので、ここはケチりません。必要経費です。
転職エージェントと面談する
餅は餅屋。転職エージェントは斡旋が成功すれば成功報酬を得られますから、無料で丁寧にアドバイスしていただけます。転職エージェントに履歴書・職務経歴書の添削やアドバイスをして貰います。履歴書・職務経歴書をブラッシュアップ出来ること、転職市場の動向や自分の立ち位置を知ることが出来ます。第三者の視点は重要です。
履歴書・職務経歴書をアップする
転職サイトへアップします。
次が大事な点です。一度アップしたら安心しがちですが、求職中はあっという間に日にちが過ぎるので、1〜2ヶ月後に履歴書の記入日を変えてアップロードし直します。(でないと放置されていると思われます)
転職サイトへ応募する
50代はほぼ年齢で即落とされます。しかし中には65歳まで10年程働いて皆を引っ張って欲しいという要望の会社が紛れ込んでいます。それを狙う訳です。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる的にサクサク応募しましょう。これが200社以上落ちたという真相です。募集する会社も労働施策総合推進法で年齢制限が書けません。
応募先は一覧へまとめておく
パソコンを持ち出して…となると現職の仕事の合間に対応しづらいので、スマホなどで管理すると楽です。私はスマホのメモ帳にあいうえお順に応募企業名を書き、どのサイトから応募したのかと可否をお昼休みや通勤時に書いて整理していました。でないとお断りされたところへまた応募してしまうかもしれませんので。(長期戦且つ多数応募したため記憶し切れませんでした)
給与面・待遇など細かい点は書類選考を通ってからで良いので、私はあえてメモしませんでした。だってほぼ落ちますから。50代なんてそんなもん。
初回はWEB面接が多い
比較的Zoomが多かったですね。
予めWEB面接の為の媒体を用意しておきます。私は残業や時間に追われる仕事の合間に面接を受けていたので(私用で抜ける旨上司に報告して不就業にしていました)、スマホにZoomアプリを入れておきました。
面接の前に接続テストをしておいた方がいいです。
私は子供の学校の説明会でZoomを使っていたのでZoomは大丈夫でしたが、先方指定のもので接続出来ずに面接を受けられなかったことが一度あります。(しかも夜なので向こうの電話が留守電に切り替わって繋がらなかったという最悪の事態)
面接場所は現職の会社の会議室は使えませんから、会社近くのビッグエコーなどのカラオケ店で"テレワーク予約"をしてそこで面接を受けました。テレワークとカラオケは別の階にしてくれたりするので、大変重宝しました。(カラオケ店は防音だし安くて最高です)
昨今オフィスカジュアルが多いですが、WEBとはいえ面接なのできちんとスーツを着ます。上司に転職活動をバレたくない場合は、予めコインロッカー等にスーツを入れておき、カラオケ店で着替えたら良いと思います。(私はシャツにスカーフ等合わせて綺麗め程度の格好で仕事をし、上着はカバンに隠していました。スカーフを外し、上着を着れば一丁上がりでした)
面接では喋り過ぎない
喋り足りなさ過ぎてもダメですが、緊張して喋り過ぎるのもアウトです。短い時間で如何に自分のことをアピール出来るのか、人柄を知って貰えるのか、プレゼンと思って臨みます。
この人柄を知って貰うというのが意外と大事だと思います。だって面接する側も採用したら一緒に働く訳で、その人となりを知りたいですから。
気をつけるのは日頃の生活と同じですが、話を遮らない、相手の話を否定せずに自分はこう思うとさりげなくきちんと伝えること、などですね。嘘や誇張は絶対ダメです。
対面面接時の持ち物
先方が指定したものは全て用意しますが、指定がない場合は履歴書・職務経歴書を持参します。その時は転職サイト掲載のデフォルトのものをそのまま持参するのではなく、何故貴社がいいか、その会社に向けての意気込みを記入してオリジナリティを出します。写真は当然ですが、写真館で印画した写真を履歴書に貼ります。(写真のカラー印刷は避けます)
着任可能日を確認する
現職の会社の規程がどうなっているのか確認します。法律上は退職日の2週間前ですが、業務引継ぎなどを考えますと2ヶ月前に退職を上司へ伝えるのが良いと思います。(現職を汚く辞めて良い場合は別ですが、同僚に迷惑をかけたくない場合は転職活動を始める頃から業務引継書を作成し、上司へ退職を伝えたら即引継ぎ可能なように段取りすることをお勧めします)
その上で最短◯月、出来れば◯月…と整理してから面接本番に臨みます。絶対聞かれるからです。現職のことなんか気にせず今すぐうちに来て!という会社は、相手のことを考えない仕事をしている可能性が高いので、お断りした方が良いです。人を大事にする会社は「大丈夫です、すぐ辞めてここに来れます」と言う人を信用出来ない人としてマイナス判断します。
御礼メールを送る
先方は"面接時間をわざわざ取ってくださった"ので、面接後は必ず感謝の御礼メールを早めに送ります。出来れば当日帰宅後すぐに。メール文の見本は転職サイトにありますので、予めデフォルト文を用意しておき、今回面接で感じたことや決意などを織り込んで書きます。
落ちても落ち込まない
通称お祈りメールは下手したら即日届きます。
良いかも…というところへ大量に申し込んで大量に落とされる生活になります。即日や翌日に返信が来るところは確実に年齢で落とされています。気にしたら生きていけません。私なら200回以上落ち込まないといけない(笑)
今日もサイトをチェックして、良さそうだと思うところへバンバン応募しましょう!
役員面接では相手をよく見る
役員がどんな感じの方なのかよく見ます。それ以外でも40〜50代の幹部がどんな人なのかよく見ましょう。上次第で下の育ちも変わります。上の世代の人柄を出来るだけ掴むようにします。
内定が出たら内定通知書を貰う
文書をいただけば安心です。内定と言われた時点で先方に内定通知書が欲しい旨お願いしましょう。
内定通知書を貰ってから現職の会社へ退職の意思を伝える
口頭で内定と言われて安心して現職の会社へ辞めると伝えたものの、もし取り消されたら?となると怖いです。内定通知書は会社として発行する正式書類で労働契約の締結と位置付けられます。
労働条件通知書も貰いましょう。給与・待遇などが記載されているので、面接時と違うことがあるか、確認が出来ます。ここ大事です。
以上です![]()
書き漏らしたことも沢山あると思いますが、こんなところでしょうか![]()
いつかご自身が満足出来る結果が得られますように!
おまけ。
私みたいにちょっと年収が下がるけれども慣れたらすぐ元に戻る前提での採用も例としてあります。今の会社は60歳定年制ですが、再雇用でも仕事次第で下がりません。現実に今いる60overの先輩は下がっていません。こういう会社は珍しい部類ですが、例としてあげさせていただきます。
