お待たせいたしました。

4月29日の続きとなります。

 

以下

 

J:畑 純子

A:明日美

M:もも

 

A「ムツさんに勉強を教えてもらったこととかなかったの?」

J「あるある。何か、社会か何かのレポートを

 書かなくてはいけなくて、今だから言えるけど

 そっくり頼んだことがある。笑」

M&A「ええーーーーっ!ハハハ」

J「そしたら書いてくれたのよ。」

A「素晴らしいレポートができてそう。笑」

 

J「その頃ね、高校のすぐ裏手に

 畑が懇意にしている方の家があってね、

 そこの3畳くらいの小さな部屋を

勉強するために借りていたの。

畑の家も男兄弟3人で、狭かったせいも

あるんだけれど。」

A「うんうん。」

J「そこは、ほんとに3畳ほどの変な部屋でね、

 片側に母屋との境目があって、その反対側には 

 小道に通じる出口があったの。」

M「へぇ~~、じゃ、玄関を通らなくても

 入れるお部屋だったんですね。」

J「そうそう。それでね、そこまでいくのに

氏神様の参道がばーっとあるのよ。

それで人家もないし、人通りもないようなところをね、

あの頃怖いとは思わなかったのね、

夜訪ねていってそっちの入り口から

入れてもらって話したりしてた。」

A「それは楽しそう。」

 

M「高校時代は、今でいうデート?

 二人でどこか行こうか、とかそんなことは

 なかったんですか?」

J「あんまりなかったねー。ほとんど図書室か、その

 勉強部屋だったかな。ムツさんが大学に行ってからでも

 そんなに大っぴらに会うことがなかったのよ。

 たまに本屋さんで待ち合わせして会ったりね。

 畑から電話がかかってくるんだけれど

 うちには電話がなかったの。

 隣のうちに電話があって、そこに

 畑と共通の友達がいてね、これがまたいい男だった

 んだけど・・笑 畑は彼に電話して、私は彼に返事を言って

 彼がそれを電話で畑に伝えてくれていたのよ。」

M「へぇ~~~。」

J「同窓会で何十年ぶりかにその人に一度だけ

 会ったの。」

M「そのことを覚えてらっしゃいましたか?」

J「もちろん。よく訪ねて遊びにも行ってたから。

 その頃の思い出話がつきなかったわ。

 彼の家はその時代にしてはとてもオープンなお宅だったのね。

 私の家も、男友達が遊びに寄っても

 まったくオープンだったけど。二階にあがると

 母がお茶とお菓子を持ってきてもてなしたりして

 くれてたし。」

A「でも、ムツさんが行ったことはなかったの?」

J「高校の頃は少しだけあったかな。

 お正月の餅つきとか、男手がないんで手伝いに

 きてくれたりしてたから。」

 

M「中学時代も高校時代も

 いわゆる、お付き合いをしている、というよりかは

 お互いを尊敬していっしょにいる、っていう

 感じだったんでしょうか。」

J「やっぱりあれはお付き合いですよ。

 ドキドキしてたし。

 だから、高校の最後の頃では本屋さんで出会って

 大体畑は自転車をもってきてるから

 その後ろに乗せてもらって少し郊外の方に出て

 川の土手とかで、座って話をしたりね。」

M&A「素敵~。聞いている方もドキドキしちゃう。

    青春、っていう感じよね。」

J「私は、男友達がたくさんいたの。女の子の友達と同じ感じで平気で相合傘で帰ったりね。」

M「でも、やっぱりムツさんがよかったんですか?」

J「みたいねーーーー。笑

 ムツさんには特別に恋い焦がれてたっていうところが

 ありましたね。」

 

母は、正義感が強く誰とでも仲良くするタイプで

クラスのみんなから頼りにされていたのだとか。

弱い子を守るために、時には男の子とも

とっくみあいのけんかするようなお転婆だったのよ、と

言っておりました。

次回高校から大学時代へと

話が移っていきます。

高校時代のムツさんに会いに行ってみたいです。

   明日美

 

その4に続く