お待たせいたしました。

pimaさんよりいただいたメッセージへ、
ムツさんからの返信が届きましたので
こちらでお返事させていただきます。

まずは、pimaさんのメッセージを読んでみましょう。

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ちょっと深刻な問題(飼い犬の事)で、ムツさんにご相談といいますか、
お考えを伺いたくて、初めてアメブロに登録しました。

14歳の犬が肺ガン末期と診断されまして、数日で呼吸困難で窒息死する事になってしまいました。
私には、犬が空気も吸えなくなって死ぬというのは、あまりにも残酷な気がして、
その前に注射での安楽死をしてやった方が良いのではないかと、
考えたり、本当に迷っています。

もう食べ物も受け付けず、少し動くだけで苦しい状態です。
あまり私がベタベタと触るのも好まない犬です。
励ますことも慰めることもできません。
このまま「窒息」を待つのが、犬にとって良いのでしょうか?
できれば安らかに亡くなって欲しい・・・。

ムツゴロウさんなら、愛犬がこのような時、どうされますか?
ムツゴロウさんが子どもの頃から大好きで、王国に憧れて、
やっと念願適って飼い始めた犬です。
ムツゴロウさんのお考えに沿って看取りたいと思っています。

ムツさんに直接お聞きできれば一番嬉しいのですが、
王国の方なら、ムツさんのお考えをご存知で、教えていただけるのではないかと・・・・。
 
どうか、どうか、よろしくお願い致します。  pimaより

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心配ですね。

病気は命に与えられた天命です。

ですから、天命に従うように考えて、
あまりあなたが悩まないでください。

イギリスに、Dr.ヘリオットという獣医で作家がいます。
彼は、安楽死派です。
これもまた、わたしは、賛成もしますし、
また、安楽死をさせることと病死をさせることと
本質的には同じだと考えております。
安楽死でもですね、横隔膜が麻痺して
呼吸が困難になって、死に至るわけです。

あなたの犬の肺がんの場合にも
同じことがおこるので、これはですね
本質的にほとんど変わりがないと
わたしは思っております。

で、わたしの場合はですね、
最近は居間で看取ります。
病気になって重くなると
人間でもそうですけれども、
たくさんさわられることはうっとおしいんですね。
ですから、そうっとしておいてあげることが
一番かと思いますね。

そして、時々鼻先に手を持っていってあげて
あなたの手の匂いをかがしてやるんです。
そうっとですよ。

そうすると若い頃のことを思い出します。

それで、死期を判別する方法ですけれども
後部から麻痺がきます。
後ろ足が麻痺してだんだん上のほうにあがってきます。
それで、肺も動かなくなるわけです。
それを目安にしますと
大体今日あたり危ないな・・というのが
分かるんですね。

それで、そうっとしておきますと
息をひきとります。

その時には苦しむように見えますけれども
病気の犬はですね、その苦しみに抵抗して
必死に生きているんですよ。
「あぁ、がんばっているんだね。
お前、がんばってる、がんばってる・・」
「がんばったね。天国に行きなさい。」

そう言って心の中で祈ってあげるのが
一番いいと思います。
私は、そうしております。

 BYムツさん 畑 正憲


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pimaさん、これがムツさんの答えでした。

この話しを聞いたあと、
「正解なんてないんだよね?」
と私が聞くと、ムツさんも
「そうだよ」と頷いておりました。

飼い主さんとその犬の積み重ねてきた歴史と
絆の中にこそ答えはあるのではないでしょうか。

今はつらいときですね。
でも、きっとpimaさんの匂いをそばで
感じられるだけで、犬は淋しくなくて
安心できているのではないでしょうか。

pimaさん、何もできませんが
犬と暮らす仲間として、思いを送っています。

 明日美