◆ムツさんからの返信 no.2 ◆

さて、続けましょう。

犬のような4足獣は、先端に口がついています。
前足も使いますが、何と言っても
先っぽについている口を
色んな用途に使います。

コミニュケーションの手段。
目の前にあるものの点検。
などなど、食べるだけじゃないんですね。

子犬たちは、乳歯が生える頃になると、
よく遊ぶようになります。
組んずほぐれつ、団子になって遊びます。
もちろん、相手に噛みついたりします。

千の単位で、我が家では子犬が育つのを
見てきましたが、遊びによる怪我の治療を
したことは1度もありません。

口の力が大きくなると、首筋を噛みますね。

これは、遊びの中に、そこを噛むという行動が
組み込まれているのだと思います。

(以下イラストはムツさんによる)

ムツゴロウ動物王国のブログ-首筋を噛む

子犬だけではありません。
ライオンだって、ヒョウだって
子供を運ぶ際には首筋をくわえます。

ムツゴロウ動物王国のブログ-ヒョウも同じ

子犬の首の部分をさわってみてください。
皮膚にたるみがあります。
パーンと張ったものには歯がとおりやすいですよね。
でも、たるみがあると入り難いのです。

血管だって守られています。
何十万回に一回くらいの割合で、
鋭い犬歯がささったとしましょう。
血管は、犬歯の先を、するりと逃げてしまいます。
これは、組織に血管がきっちり固定されて
いないからです。

ムツゴロウ動物王国のブログ-血管は守られる

たまたま片方が強く噛むと、
片方は「キャイン」となきます。
これが信号になって、噛んだほうは口をゆるめます。
このキャイン反応は、多頭数の子を持つ
動物にはすべてあります。
ゾウにもあったのには、驚きでした。

BY ムツさん 畑 正憲

 ♯33へと続きます。