自動車の運転中、ご高齢の杖をついた男性が、歩道から車道へゆっくり倒れ込んでいくのを見かけた。
バックミラーで頭と上半身が車道に横たわる姿を見て、考えるより先に身体が勝手にウィンカーを出して、路駐して、倒れた男性の元に駆け寄っている自分がいた。
同じように、反対車線を自動車で走っていた男性も路駐して倒れた男性の元へ駆け寄っていた。
さらに散歩途中の女性や海外の方もワラワラと集まり、総勢5〜6人だったと思う。
ご高齢の男性は、「駅伝を見ていて、ずっと家にいてはいけない、自分も散歩しなければ、と思い外に出たら、スーッとなって起き上がれなくなってしまった。」
と説明してくれた。
意識はきちんとある、眩暈もしない、痛みもない、とのこと。
その場に集まったみんなが、
「そうですね、運動も大切ですよね」
「救急車呼びましょうか?」
など男性に呼びかけ、確認をとっていた。
「病院は通っている、行っても何を言われるかもうわかっている。大丈夫、怪我はしていない、家はすぐそこです、家族はいない、一人です。ただ、外に出たら、寒くて、立てなくなってしまった。」
大事にしたくない、病院に行きたくない、
何よりも家族がいない、というところでみんな、どうしよう?という気配が一瞬よぎった。
私が感動したのは、テレビでマラソンを見て、自分も健康のために歩こう!と思って杖をついて散歩しようとした気持ち。
救急車は呼ばないでください、病院は大丈夫です、と毅然とした、でも柔らかい態度で意思をみんなに伝えたところだった。
そして、その場にいたみんなが、その男性の意思を一番優先して大切にしたところ。
「起き上がれますか?、怪我をしていないのなら、起き上がってみませんか?」
そう伝えて、腰を後ろから支えて(看護学校の経験が生かせた)
周りのみんなも倒れないように両サイド、前からそっと支えて
杖をついてしっかり立たれて、
「ありがとうございました。大丈夫です、帰ります」
と言って歩き始めた。
「おうちの前まで一緒にいきましょうか?」
という申し出には
「結構です」
とおっしゃっていたけれど、女性の方が、
「私もこの辺に住んでいる近所なので一緒にいきます」
と言って、みんなそれぞれにまた自分の生活に戻っていった。
この全ての出来事にものすごく感動した。
一人暮らしのご高齢の杖をついた男性。
自分のために、駅伝からインスパイアされて散歩に出かけたこと
駅伝が誰かの勇気や生きる希望になっていること
倒れ込む男性を見て、その場にいた他人が集まったこと
そして救急車を呼ぶか?という難しい判断もその場の状況、倒れた男性の意思を尊重、そして、一番ベストな形で解決していった流れ。
よかった。
生きていれば歳をとる。
いろんな不安もあるけれど、今日あった全ての出来事に
人生の美しさと優しさと愛を感じた。
そして、倒れ込む男性を見て、
思考は全く働かず、自動で駆けつけている自分を眺めている時
そこにも愛を感じた。
この瞬発力こそが
受け取ったインスピレーションを行動に移していくポイントだと思っている。
理由はない
身体がもう動いているのだ。
私の好きな友達が
「初めてボディボードをしたとき、波に乗る感覚が気持ちよくて、次の週には海の近くに引っ越していた。」
というくらい人生軽くていい。
2026年は瞬発力
考えているのでは、もう遅いのだ
ということで、あけましておめでとうございます
今年もみなさんにとって良い1年になりますように
今年もどうぞ、よろしくお願いします
いつも、読んでくれてありがとうございます
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その人がその人のままで生きていけば、自動的に幸せである、と思っています。
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