バイト先の私の仕事はSNSの発信だ。
私がSNSなんて!
私がやっている講座とコーチングの宣伝に自分で動画やブログを発信していたら、その経験が評価されて、採用していただいた。
それとは別に、私は頼まれもしない掃除と倉庫の備品の整理をしている。
勤めてから半年経とうとしているが、入った当初、バイト先は汚かった。
どれくらい汚かったかというと、備品が入っている倉庫の床が見えない。
物とごみ、埃で埋め尽くされていた。
何がどこにあるのかもわからない、ものの場所も点在していて、掃除道具や備品がそこらじゅうに無秩序に転がっている。備品もすぐに見つけられないから、またアスクルで買って、何個も同じものがあり、スペースが覆いかぶされ、そしてまた備品が見つからずものを買う、溢れる、という悪循環を生んでいた。
人手不足で掃除する時間と人手が足りない、ということはわかっていたが、
やっぱり汚かった。
最初は一人でやっていた。
ロッカーの一つに2〜3年前から放置されている何十本もある酒瓶。
トイレの下の棚に埃だらけの使っていない歯ブラシとコップ。
それらを一つ一つ時間のある時に片付けていった。
当のものを置いた人たちは恥ずかしがるわけでもなく、ずっと汚いんだから無理だよ、片付くわけないよ、という言葉と態度を私に向けていた。
時にはゴミだと思ったものが、同僚の所持品だったり、勝手にものを移動してわかりずらい!という意見もいただいた。
その都度、確認しながら、謝罪しながら、淡々と片付けていった。
片付けさせてくれる、ものを勝手に動かして不便をかけさせていることへの謝罪の言葉と感謝の気持ち、そして、逐一、ここをこのように片付けました。この備品は必要ですか?どのような目的でとってありますか?
と上司に確認をとりながら進めていった。
半年経ったあたりから、様子が変わってきた。
倉庫の床が見え始めたあたりからだ。
埃だらけの床を拭き、倉庫の部屋の空気が明らかに変わっていった。
最初は、ものを捨てるな、勝手に動かすな、
とっておけ、と言っていた社員さんの態度が変わった。
協力的になっていった。
それと同時に、必要なもの、必要でないものを分類していくうちに社員さんの仕事に対する態度も変わっていった。
仕事の方向性、何を軸に今後動いていくか、それらが明確になっていった。
ものを片付ける、整理する、とは自分達にとって何が必要か?そうでないか?それが明確になる。
私はコーチングの仕事もしているが、クライアントさんに質問していくだけで、自然に答えが導かれて、癒されて、行動が変わっていくのを何度も見ている。
結局、バイト先でも同じことをしているんだな、と思った。
掃除は好きでやっている。
誰にも頼まれていない。やりたいからやっている。
文句を言われてもやっている笑
やりたいことは、人は自然とやっている。
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