今日もお読みいただき、ありがとうございます。
みやざき足育センター代表・JEFPA認定 足育インストラクターの成田あす香です。
毎週土曜日はメールマガジン《足育日和》をお届けしています。
みやざき足育センターをオープンして、おかげさまで1年が過ぎました。
感謝の気持ちを込めて開催したお茶会イベントには、多くの方に足をお運びいただきまして、ありがとうございました。
講師をお招きしてのプチ講座では、初めましてのご縁に恵まれて、講座のあとのお茶の時間は、あっという間、しかも濃いひとときでした。
「 足育なんでも相談室」では、私の息子が学校のバレーシューズで足が変形したエピソードに興味をもっていただきました。
そこで、3種類の上履き(面ファスナータイプ・バレーシューズ・スリッパタイプ)を履いて、どれだけ踏ん張りが利くかを比べて、それぞれの違いを見て頂きました。
また、18.5センチ足モデルに履かせた、20センチの面ファスナータイプとバレーシューズの上履きも見ていただきました。


バレーシューズタイプでは、爪先が靴の先に当たってしまう一方で、足首周りはゆるくなりがちです。
そのために、お子さん・お母さんが「大きめ」または「小さめ」のサイズを選ぶケースが想像できます。
「大きめ」を選ぶケースでは、お子さんが爪先が靴の先に当たるのを”きつい”と言って、お母さんはサイズが小さいと思って「大きめ」を選んでしまいます。
でも、足の長さにちょうど良いサイズでも足首周りがゆるいわけですから、大きめサイズを選べば、さらに足首周りはゆるくなります。
足を一歩踏み出すたびに、かかとが靴から抜けてしまうので、それぞなんとかしようと、本来の歩き方とは違うパタパタ歩きなどになってしまいます。
一方の「小さめ」を選ぶケースでは、お子さんが足から靴が抜けるのを”ゆるい”と言って、お母さんはサイズが大きいと思って「小さめ」を選んでしまいます。
でも、足の長さにちょうど良いサイズでも爪先が靴の先に当たっているわけですから、爪先はますます圧迫されますよね。
足の骨格がおおむね完成に近づくのが10歳頃、完全に成人の足になるのは18歳頃です。
まだ骨が柔らかく、骨と骨の間に隙間があるという特徴のある子供の足。
そんな足の爪先がいつも圧迫されていたら…どうでしょうか?
このようなお話をしていたら「私は大きめを買ってた~」「私は小さめかも」などの声をいただきました。
すごい、覚えているんですね!
私には全く記憶がないのですが…まさか年齢の差!?
履くことで足元が不安定になったり、足の成長に心配な環境だったりするような靴を、一日で最も長い時間履いていること、それも指定靴になっている学校もあるって…どうなんだろう、と疑問に思います。
息子は中学校に上がりますが、スリッパタイプのものが指定されています。
「うちの子は面ファスナーや紐の上履きにしてほしい」と働きかけることも可能ではありますが、これはすべての子供に関わる問題と私は考えています。
受講された方の1人が通われていた学校の上履きは、阪神淡路大震災の後にバレーシューズから面ファスナータイプのものに変わったというお話をしてくださいました。
バレーシューズやスリッパでは、散乱する瓦礫の中を安全に歩けません。
津波から命を守るために、速やかに非難することができません。
減災という視点でも、学校でどんな履き物を上履きにするかは、大切なことですよね。
全員に面ファスナーや紐の上履きを履いてもらうのは無理でも、せめて指定は外してほしい。
靴は1人1人の人生に、1人1人の命に関わるものなのです。
目標は、いま小2の娘が中学生になる5年以内に、宮崎県内の学校の靴が指定ではなくなること!
来年度は、小学校の家庭教育学級に多く伺いたいと願っています。
役員決めの季節です。
ぜひ家庭教育学級の係に立候補して、足育講座を紹介して頂けませんか?