辻仁成さんの本を読みました。☟
ミポリンこと中山美穂さんとの離婚後のパリでの生活を息子さんの事を中心にして書かれたエッセイです。
大物夫婦の離婚とはいえ、都会のミュージシャンだし奥さんもミポリンだし離婚なんて珍しくない時代だし、まあ普通のことよね、ぐらいに思ってましたが、当時仁成さんは胃潰瘍になって食べられなくて50キロきるほどのショックだったそう。
お二人が離婚された当時、うちの息子はまだ5〜6歳だったので、いくら息子がパパと暮らす言うたかてフランスと日本で遠く離れて暮らすなんて絶対無理。ミポリン何考えてるんやろう
って思ってました。
でも当時はみんなが辛かったやろうけど今はそれぞれに幸せそうで、結局これが正解やったんかな、と思いました。この本だけ読む限りでは...(←ミポリン側の本も読んでみたいです。)
フランスで立派に育った息子さん。
離婚当初はいつも一緒に眠るぬいぐるみがびしょびしょになっていた夜もあったそうですが、仁成さんと共に美味しいものを食べて笑顔を取り戻し、反抗期もありつつ自分の人生をしっかり歩みだす現在の姿まで読ませてもらってじ~んときちゃって泣いてしまいました。
でもそこまでの道のりは平坦でなく、ママを必要とする場面もまだあったり、辛い思いもさせてしまって、離婚ってやっぱり簡単にしたらあかんなと結婚17年目の今更思います。
末っ子の私は何でもいいよいいよで自由に育ち、結婚も反対されることはありませんでしたが、上娘ちゃんと同じくいろいろ心配されていたので、両親は、特に父はことあるごとに「嫌になったらいつでも帰ってきていいんやで」と夫には聞こえないところで言ってくれていました。
結婚式の当日にも![]()
なので結婚当初私は何かというと「もう離婚する!」と8割方本気で宣言しては実家に帰る算段をしていました。結局最後夫が謝って終わるんですが...![]()
子供やったな~あのときもあのときも離婚せんで良かったな~と今は思います。
夫は今も昔も忙しく、育児も家事もほぼやる暇がありませんが、いるだけで心強く、毎日楽しいです。
実家から遠く離れたワンオペ育児で大変やったけど、ほんまに大変なのは4歳くらいまでで、子供たちが16,11,8歳になった今、すでにやりきった感があります。
ミポリンも慣れない異国での出産、育児はめっちゃくちゃ大変やったことでしょう。
離婚当時息子さんは10歳。
最初の子って特に比べる基準がないからか、年齢より大きくしっかりしているように感じますが、寂しく、別れがたい気持ちももちろんありながらも、もう育った!やりきった!ここからは男同士がいいだろう、父子共に大丈夫だろうとミポリンは思ったんやろうな~と今ではようやくわかるようになりました。
仁成さんの奮闘ぶりだけでなく、思春期の息子さんの成長記録でもあるこの本はミポリンにとって宝物になることでしょう。
もちろん息子さんにとっても。こんなにお父さんの愛が伝わる本はないよね、と思います。うちの夫にも読ませたい。(←夫は漫画しか読みませんが
)
仁成さん、オシャレで浮世離れした作家、神経質で自由なミュージシャンという印象でしたが、息子を果てしなく愛する地に足のついた頼りになるカッコいいお父さん、というイメージに変わりました![]()
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