子どもが聴いてくれる話し方 | 「安心」と「共感」がひらく、子どものこころの扉

「安心」と「共感」がひらく、子どものこころの扉

共感的コミュニケーション(NVC)×神経の仕組み(ポリヴェーガル理論)で、
関わりの迷い・イライラ・すれ違いを減らし、親子関係が自然と整うヒントが詰まっています


今日は、「子どもが話を聴いてくれない」
というお母さんの相談を受けました。


あなたは、子どもに何かを伝えるとき
どんなコミュニケーションをとっていますか?


①責める

例:「汚い足で家にあがるなって何度言ったら分かるの
どうして、いつもそうなの
お母さんの言うこと全然聞かないんだから!」


②馬鹿にする

例:「なんて行儀が悪いの。本当に汚いんだから。」
「部屋が汚いじゃない。本当に犬やネコと同じね。」
「また忘れたの?馬鹿ねー。」


③脅し

例:「もう一度やってごらん。お尻をたたくから。」
「3つ数えるまでに着替えられなかったら、おいて行くからね。」


④命令

「今すぐ部屋を片付けなさい。」
「今すぐ着替えなさい。早くして!」


⑤長々と講義する

「人の手から急に本を取るなんて、お行儀悪いでしょ。
あなたは、マナーというものが、
どんなに大事だかわかってないのね。
もし、他人に丁寧に接してほしかったら、
まずあなたがそうするべきでしょ。
他人があなたに同じことをしたらどう思う?
他人にしてほしくないことは、あなた自身がしないの。」


⑥警告する

「危ない。やけどするよ。」
「気をつけて、車にひかれるよ。」
「そこに登るんじゃないの。おっこちるわよ。」
「セーター着なさい。風邪ひくでしょ。」


⑦犠牲者的発言をする

「この白髪見なさい。
苦労ばっかりさせられるから真っ白になっちゃったじゃない。」

「あなたのせいで、病気なりそう。」


⑧比較

「お隣の○○ちゃんを見習いなさい。」

「リサちゃんは、なんて行儀がいいんでしょう。
今までお行儀が悪いところ見たことがない。」


⑨皮肉

「明日テストがあるのわかっているのに、
教科書本を学校に忘れてきたの?
なんて頭がいいんでしょう。」

「学校にそんなの着ていくの?きっとみんなに誉められるよ。」


⑩予言

「成績のことで嘘をついたでしょ。
そういう子は、大きくなったらどうなると思う?
誰も信じない人になるんだよ。」

「自分勝手でも結構。
誰も、あなたみたいな子とは遊んでくれなくなるよ。
友達が一人もいなくなっちゃうからね。」
 

(参考図書:「子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方」 アデル・フェイバ)



それぞれの言葉を、自分が子どもの立場になってみて、
もう一度読み返してみてください。

どんなふうに感じますか?

もし、自分が子どもだったら、
どんな言い方をしてほしいと感じますか?




子供の気持ちを踏みにじる伝え方を続けていると、
子どもの中から、憎しみ、報復、反抗、罪悪感、
自信喪失、自己憐憫の気持ちがわいてきます。


子どもの自信をくじく話し方は、
子どもの心を乱し、自分のしたことの後悔よりも、
報復の空想で頭をいっぱいにしてしまいます。


それでは、
子どもが、親のいうことに耳を傾けてくれるようになる言い方は、どんな言い方がいいのでしょう?


その方法については金曜日のメルマガでお伝えします。

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カウンセラー 蒼井美香