今日は、歯を磨いたらダメだよ! | 「安心」と「共感」がひらく、子どものこころの扉

「安心」と「共感」がひらく、子どものこころの扉

共感的コミュニケーション(NVC)×神経の仕組み(ポリヴェーガル理論)で、
関わりの迷い・イライラ・すれ違いを減らし、親子関係が自然と整うヒントが詰まっています

教員時代に、子どもと関係を作るのが
とっても上手な先輩の先生がいました。

子どもとのやり取りを見ていても、
いつも遊び心や余裕があって、
とても楽しそうにコミュニケーションをとっていました。

ある日、私は、

「どうしたらそんなに楽しそうに
子どもと接することができるんですか?」

と聞いたことがありました。

そのとき、その先輩の先生は
次のような方法を教えてくれました。



例えば、歯磨きをしない子がいたとします。

「早く歯磨きしなさい

と何度言ってもやらない。


そんなときは、まずこのように話しかけます。

「○○ちゃんにお願いがあるんだけど、
一度虫歯になってもらえない???」

すると子供は当然いやだと言います。

さらに続けます。

「虫歯になったらどれくらい痛いか試してみて欲しいんだ。
一度虫歯になって欲しいなあ。
だから、今日は、歯を磨いたらダメだよ!!!」

ちろん子供はいやだと言います。

「でも、虫歯になるとすごく痛いらしいから、
どれくらい痛いか、虫歯になって欲しいなあ。
今日からは絶対に歯を磨いたらダメだからね 
いい? わかった!?」

当然子供はいやだと言います。


(あらかじめ、子どもが「いやだ」と言えるような
雰囲気を作っておくことが大切ですね


そしてここらへんで最後の仕上げです。

「じゃあ、どうしても今日歯磨きするつもりかな?」

子供は

「やる

「まさか、今歯磨きするつもりじゃないでしょうね!」

子供は

「いま、やるもん

と言いながら歯磨きを始めます。


(これは、催眠療法家がよく使う専門的な手法で、
NO SETといいます。)


その先生は、いつもこんな感じで、
子どもを手のひらの上でコロコロ転がして、
子どもとのやりとりをとても楽しんでいました

学校で生真面目な先生にガミガミ怒られて
「傷つき体験」を積んでしまう子もたくさんいますが、
こんなふうにサラリと上手に対応してくれる先生に
出会えたら幸せですよね。


もしよかったら家庭でも参考にしてみてくださいね







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カウンセラー 蒼井美香