「こんな子になってほしい」
「こんな子になってほしくない」
「○○ちゃんみたいになってほしい」
「もっと○○な子であってほしい」
「こんな友達とは付き合ってほしくない」
私たち親は、子どもの将来の幸せを願うばかりに、子どもにたくさんの期待をしてしまいがちです。
その感情は、親の側から見ると、子どもがかわいくて大事な存在だからこそ、いろいろと心配してしまうんですよね。
ですが、子どもの側からすると、必ずしも、それが親の愛情として、大人の気持ち通りには伝わらない場合があります。
「もっと○○になってほしい」というような過剰な期待は、その期待の奥には、「現状のあなたには満足していない」という感情がひそんでいることがあります。
その期待が子どもに与えるものは、愛情ではなく、「今のままのあなたではダメ」「もっと○○にならないと受け入れない・愛さない」というような拒否や否定につながるメッセージになってしまうことがあるんです。
世界で一番最初に自閉症を報告した、レオ・カナーという人がこんなふうに言っています。
「自閉症の子どもだけでなく、すべての子どもについて、教育は、現状を肯定することろからはじまる」と。
HSC の子どもに対してもまったく同じことが言えます。
その子の敏感さを否定したり、傷つきやすさを打ち消して、強くさせようと努力を強いたりするのは、まったくの逆効果です。
まずはその子の繊細さを肯定していくところからスタートです。
親の願いや期待をいったんわきに置いて、「子どものあるがままを、こちらがただただ無条件に受け入れていく」ことが子育ての第一歩です。
子どもの思いに合わせ、その子らしさを大切にして、その子のありのままを受け入れていきましょうね。
ささいなことにも動揺し
人一倍敏感で繊細な子(HSC)の心が
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カウンセラー 蒼井美香

