中学生の自殺率増加を報じた記事に対し、ホリエモンが出したコメントを読みました。
■「そろそろ義務教育を根本から見直す時期に来てる。
徴兵制もないのに、同一学年の同じ地域の子どもを9年間も集団生活させてる事が異常なのだ。」
http://weblog.horiemon.com/100blog/33905/
■「学校に通う必要ないってのは極論ですが、子供へ学校以外のコミュニティを提供するのは大事だと思います。
学生時代は人間関係や先生の一言に過剰に反応していましたが、今思い返すと実は大した事ではなかったと感じるわけで。
それは成長したのではなく、学校以外の世界を見たことで当時を客観的に置き換えられたからです。
でも狭い世界に閉じ込められるとそれができないんですよ。
学校以外でも友達をつくる場所はたくさんありますが、他に行くところがなければそこで作るしかありません。
いじめは無くならないでしょうが、学校以外にも世界はあるってことを理解するだけでも気持ちに余裕は生まれてくると思いますよ。」
ホリエモンがどういう人なのか私はよく知りませんが、この意見に対しては一理あると感じました。
同じ地域の子どもたちが、小中の9年間(下手すれば保育園・幼稚園から)、同じ人と、同じ集団の中で生活しているわけですよね。
それがうまく機能しているならいいですが、何か問題があった場合、そのリセットできない状況の中にとどまり続けなければいけない子どもたちの苦しみはとても大きいものになります。
人間関係の力学が固定化し、そこに息苦しさを感じる子、そこから逃げたくても逃げられない子もたくさんいます。
そんな苦しい現実もある中、今朝、希望を感じる嬉しいニュースを見ました。
70年近く続いてきた現在の教育方法以外の学びや育ちの場も認められる新制度がスタートするというものです。
不登校の子どもたちがフリースクールなど小中学校以外で教育を受けた場合でも、義務教育の修了を認める議員立法がまとめられた。
法案が通常国会で成立すれば、2018年4月にも新制度がスタートする。
法案名は「義務教育の段階に相当する普通教育の機会の確保に関する法律案」。
全国に約12万人いるとされる不登校の児童・生徒のうち、いじめなどで学校に通えない子どもの学習を支援するのが目的だ。
法案が成立すれば、義務教育の場を学校に限った1941年の国民学校令以来、教育制度の大転換となる。
法案では、不登校の子どもについて、保護者が市町村の教育委員会に対し、「一定期間、学校に在籍したまま学校に出席させないことができる」よう申請。
教委が認めた場合、原則では籍を置いた小中学校での卒業をめざしつつ、フリースクールや、学校復帰のために教育委員会が設置する教育支援センター、家庭学習など学校外での教育も認める。
朝日新聞
子どもたちの自由な教育のために真摯に取り組むたくさんの人のおかげで現実が動き出していますね。
子どもたちが、色々な選択肢の中から、自分に合った学びを自由に選べる社会になったら本当に素晴らしいですね。
全ての子どもたちが、幸せな子ども時代を過ごせますように。