みなさんは「写経」が
認知症やうつ病の予防や治療に
効果があることをご存知でしょうか?
ペンとインクで文字を書くカリグラフィーは
「西洋書道」とも言われ、
「写経」にとてもよく似ています。
印刷技術が生まれる以前
「写経」は仏法を広めるため
「カリグラフィー」はキリスト教を広めるために
寺や教会の中で、書写されてきました。
そして書くことそのものが
修行であるという側面があります。
どうして書くことが修行なるのか
それは書いている時には
「無心」になれるからだと思います。
年配の方の認知症予防には
オセロやあやとりなど、
手先を動かすことが有効だそうですが
「写経」はさらに
前頭葉と頭頂葉を活性化することが
科学的にも証明されています。
ですから手先を動かし無心になることと
脳を活性化することは、
深く結びついていると言えるのです。
↑ 上の文字は
「フラクチャー体」という書体です。
1400年頃に生まれたもので、
ドイツの看板などでよく目にします。
私たち現代人は、
朝起きてから夜寝るまでに
いつもなにかを考え、なにかを決断しています。
今日はぼーっとして過ごそうと思う休日だって
無意識のうちに
「今日の夕飯何にしようかな~」
「買い物行ったら、あれとこれ買わなくちゃ」
と、気がつくと色々なことが
頭をぐるぐる巡っている。
だから
何も考えないで「無心になること」って
実はすごく難しいんです。
無心になるには
「無心になれる場所に身を置くこと」が一番。
カリグラフィーは
美文字を書くことに注目が集まりますが
ざわざわした心を静めて、
リフレッシュする効果が絶大。
レッスンを受けている生徒さんも
集中して2時間お稽古し
帰る時には、なんだかさっぱりした
風呂上がりのような顔になっているから
本当に不思議です。
滝に打たれにいくのと同じくらい効果があって
もっと手軽。
無心になれる気分転換をお探しのかたは
ぜひ一度挑戦してみてください。



