いつかみた風景を思い出したい




かつて諦めて捨ててしまったものに
寄り添いたい





こんどは捨てずに
大事にしたい





誰かが、

「そんなのは嘘だよ」

といっても




そうかもね、とゆって

それからもう一度

きちんと拾いたい









みんなが忘れてしまっても

私だけその中にいたら

閉じ込められてしまうと思っていた。



閉じ込めたら

もう戻ってこれなくて

みんなにも

もう会えないのだと思っていた。






ずっとひとりで

さみしかった









反対に、ひとりなら

誰にも邪魔されず

きちんとした設備で

保存しておくこともできた。



何にも壊されない

何にも消耗されずに

美しい姿のまま。













 
 
 


それらを取り戻したら

何か変わるのだろうか




それとも

間違っていた愚かさに

気づくだけだろうか
 
 
 
 

私は

あのときのように美しく

原始の猥雑さと、

人の叡智による

なだらかな優美さを

また味わいたいだけだ。




かつてみた風景が

あまりに素晴らしかったから。























よくわからないことをぼんやり思い出したら

こんな文章になりました。





自分でもなに言ってんのかわかんないけど

やっぱりどこかそれを、懐かしいと思う。




そのあたりの、

ポワポワしたパウダリーな肌触りが

なんだかとても気持ちよくて好きだ。











「懐かしい」って

とても重要なことのような気がする。



















ー満月の夜に。



錬金術師
 




 

 

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