読書の知恵を暮らしに活かす♪
年間100冊の本を楽しむユズです。
今日の読書録*
坂の途中の家(角田光代)
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『刑事裁判の補充裁判員になった主人公は、
子どもを殺した母親をめぐる証言を聞くうちに
彼女の境遇と自分を重ねていく…』
初めての育児に悩み、人との関わりも苦しくなり、
我が子をお風呂で溺死させた被告人。
イヤイヤ期の娘を育てる主人公は、
一般的な家庭の専業主婦。
事件を起こしたあの人と私は違う、のに、
いろんなことが重なっていく。
「八日目の蝉」「紙の月」もハラハラする展開でしたが、
本作は帯の言葉通りに「感情移入度100%」
主人公の目線で裁判に関わり、
自分自身のこれまでを振り返ることになるのです。
日常的な育児と虐待死事件は紙一重であるという怖さ
穏やかな物言いや気遣いに傷つけられたり、反対に傷つけているかもしれない…という怖さ
こんなサスペンスを書ける角田光代さんはスゴイ!
再読するのも苦しいほどの種をバラまかれたような…そんな感覚。
ちなみに、この本は
書店員の新井さんチョイスの新井賞。
私が5冊読んだ中で
4冊を一気読みでしたよ
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