不安だった場面、
相手を責めてしまった出来事…
それらを自分一人で振り返っている時は、
自分のことが少し見えてくる。
「あの時、私は不安だったんだ」
「本当は分かってほしかったんだ」
「責めたいわけではなかったんだ」
そんなふうに気づけるようになってきたのに、
実際に相手を前にすると、
またいつもの反応に戻ってしまうことがあります。
子どもに反発されると、
つい強く言ってしまう。
夫に響かない返事をされると、
「やっぱり無駄」と心を閉じる。
ママ友の輪に入りたいのに、
自分だけ入れない気がして距離を取る。
職場で聞きたいことがあるのに、
迷惑をかけるのが怖くて一人で抱える。
こういう時、
「分かったのにできない」
と自分を責めたくなるかもしれません。
けれど、ここで見たいのは、
気づきが足りないということではありません。
一人で自分を見つめる力と、
相手との関係の中で使う力は、
少し違う練習が必要になるんですね。
自分の本音をどう言葉にするのか。
相手の言葉の奥にある気持ちをどう聞くのか。
怒りや諦めに飲まれる前に、
どう問いかけるのか。
そして、
関係性の中でどうすり合わせていくのか。
…
子どもに厳しく言いすぎるか、
何も言えなくなるか。
夫に期待して傷つくか、
諦めて一人で抱えるか。
人と関わりたいのに、
自分から距離を取ってしまうか。
その究極の二択の間に、
まだ見つけていない
たくさんの関わり方の選択肢が
あるのかもしれません。
最近、
「相手を前にすると戻ってしまう」
と感じた場面はありましたか?
責めるためではなく、
これからの関わり方を選び直すために…
そこを見ていくことが、
次の一歩になることがありますよ。

