母がデイケアを利用中に
隣接する病院で
毎週土曜に開催されているという家族会に
姉と参加しました
私達より若い人はいない模様
高齢のご夫婦が目立ちました
観察しているとそのご夫婦達は
男性が患者さんで女性が介護者だと分かります
ここにおられる患者さんは
認知症の方ばかりではないでしょうが
認知症患者は女性が多いと
勝手に思っていたので不思議でした
でもすぐにここに男性患者さんが多い理由が分かりました
会が静かに始まり
悩みなどを家族が順番に話し始めました
このご主人はさっきから
ずっと下を向いたまま何も話しません
奥さんが開口一番
旦那さんがデイサービスへ行ってくれないと
嘆いていました
私は何件かデイを見学して来ましたが
利用者さんは何処も
女性の方が圧倒的に多かったので
やはり男性の利用は難しいのだと
あらためて思いました
気丈に挨拶をしていた奥さんですが
旦那さんの病状を話すうちに泣いてしまいました
隣で鮮やかなブルーのセーターを着た
小綺麗な旦那さんは顔色も良く
病気だとは聞かなければ分かりません
たまに静かに微笑みますが
ずっと俯いていました
次はお一人で来られた男性が立ち上がり
大きな声で挨拶をしました
介護する家族側ではない、患者さんの胸中を
なかなか聞く事が出来ないので貴重でした
病気のせいで途端に弱い立場になり、
本人を取り巻く環境も家族の態度も変わった
自分の体は、今迄通り思う様にとはいかないが
自尊心というものがちゃんとあるのだと
訴えていました
お母さんがこんな風にまだ考えを
シッカリと話す事が出来たら
なんて言うんだろうね。。。
だんだん順番が近づいて来て
姉が私に言いました
私言うこと無いし、頼むな


読んでいただきありがとうございます
今年も一年を切りました。
一日、一日、ご安全に
きょうのすず






(すずの胸中)