
政子は実衣を尼副将軍に任命した。
義時「我が妹、これからも鎌倉のために尽くしてくれ」
政子「小四郎も心の底ではほっとしているのだと思うわ」
長沼「最近は火事も多く、海岸の寺に集まっております。尼御台に炊き出しをしていだたければ・・・」
義時「そんなことまで私を頼るな」と怒鳴った。
聞いていた三浦「立場は人を変えるな」
義時「そんな時もあったな」
義時に人生最大の試練が近づいている
京では源頼茂が謀反を起こした。
上皇「秀康、頼茂を討ち取れ」
この騒ぎが承久の乱を引き起こす。
頼茂は討ち取られ、内裏は焼け落ちた。
上皇「再建費用を日本中の御家人から取り立てる。義時は孤立する。私は鎌倉を決して許さん。決してな」
義時「放っておけ」
不気味な風のような音がした。
三善のいびきだった。
政子「鎌倉の立て直しが済んでからにいたしましょう」
泰時が小さい観音を返した。
義時の計らいで、のえの兄・伊賀光季が京都守護になっていた。
のえは父・二階堂行政に「薄気味悪い親子なんですよ。悠長にしていてはいけません」
時房は泰時に「愛嬌が大事だぞ。愛嬌が。とにかく、ここは我々が兄上をお支えしていくしかなかろう」
御家人からは「執権殿が上皇様との間に入って欲しいんだ」と要望。
泰時「父上と御家人たちの間を割こうと考えているのでは」
三浦胤義は、京にて大番役となっていた。
上皇「直にえにしを。私を頼ってくれれば取り立ては免除する」
上皇「義時を呪詛せよ」
慈円僧正は断った。
上皇「鎌倉の息がかかった者はここにはいらぬ」
秀康「流鏑馬と称して兵を集める」
僧正「鎌倉に戦をするおつもりか
兼子「さがれ」
義時の後継をガツガツ言ってくるのえに対し実衣「大きすぎる望みは命取りになりますよ。この鎌倉では」
三寅が政子のところに来た。
かなり懐いていた。
着袴の儀が行われた。
上皇「御家人たちが義時から離れる音が聞こえそうだ。伊賀光季(のえの兄)を討ち取らせる。これを持って、北条義時追討の狼煙とする。これを皆に伝えよ」
承久3年5月、派遣された官軍によって京都守護が襲われた。
押松がやって来た。
かつての蹴鞠の師匠だった。
三浦の上皇からの院宣を持って来た。
長沼のところにも同じ院宣が届いていて、三浦は(名指しで書かれていたのに)がっかりした。
義時「攻めてくるぞ」
義時が数人を集め、京が攻めてくる話をした。
三浦は院宣を見せてくれた。
政子「よく打ち明けてくれました。頼もしきは三浦殿じゃ」
三浦「院宣を持って来た者がまだ館にいます。
取り調べましょう」
のえは「兄上は、兄上は」
義父「こうなることはわかっておったのか」
のえ「許せませぬ」
義時は、8人の御家人に宛てた院宣を並べた。
義時は息子2人と時房を呼んだ。
泰時「こうなったからには道は1つ戦うしか」
義時「お前はいつも私と逆のことを考えるな」
泰時「戦はしないおつもりですな」
義時「鎌倉を攻めろと言っていない。私を追討せよという院宣だ。太郎、私はお前が跡を継いでくれることを何よりの喜びと感じている。お前になら安心して北条を、鎌倉を任せることができる」
泰時「どういう意味ですか」
義時「私一人のために鎌倉を灰にすることはできんということだ」
義時は時房に「五郎、太郎を支えてやってくれ」
義時は朝時に「次郎お前もだ。すぐに御家人を集めろ」
泰時「鎌倉のために命を捨てるおつもりですか」
義時「戦を避けるためには、他に手がない。時がない、急げ」
義時は政子に話した。
政子「なりませぬ」
義時「私が行けば済む話」
政子「私は承服しません」
義時「執権としての最後の役目にございます。多少手荒なこともしましたが、いささかの後悔もございません。良い頃合いかもしれません。これから御家人たちと話をして参ります。元はと言えば伊豆の片田舎の次男坊。その名を上皇様が口にするとは。それどころか兵を差し向けようとされる。征夷大将軍・頼朝と並んだのです」と言って笑った。
義時「面白き人生でございました」
実衣「格好良すぎなのよ」
政子「大丈夫、なんとかするから」
政子は、大江に文章を書いてもらった。
義時が御家人たちを前に話し出した。
政子が義時に「待ちなさい。あなたは下がりなさい」
御家人たちはざわめいた。
時房「静まれ。尼将軍からお言葉があるぞ」
義時「姉上」
政子「口を挟むな」
途中で大江に頼んだ演説文を読むのをやめ、自らの言葉を投げかけた。
「本当のことを言います。ここで皆さんに聞きたいの。執権を憎む者が多いのは私も知っています。彼はそれだけのことをして来た。この人は生真面目なのです。一度たりも私欲に走ったことはありません
いつまでも西の言いなりになるか、戦って坂東武者の世を作るか。頼朝の恩に今こそ応えるべきです。上皇様は兵を向け、我らが降伏するとお考えです。バカにするな。そのことを上皇様に教えてやりましょう。3代にわたる源氏の遺跡(ゆいせき)を守り抜くのです。ただし、敵は官軍、厳しい戦いになります」
この演説に、御家人たちの目の色が変わった。
義時も涙を流した。
泰時「執権殿、これが上皇様への我らの答えです」
★ついに、次回が最終回となります。
前回の「鎌倉殿の13人」の記事はこちら(2022年12月11日)
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http://ameblo.mom/miyacar/entry-12778291643.html
では、明日。